存在

80年代に出会った某書籍で知った、量子物理学の存在と古典物理学からの転換、ボーアとハイゼルベルクの対話 等々…様々な事柄が 昨日のいだきしん先生の御話で蘇り、その時 目の前に見える全てが実は波動、さらに不確定に動く量子の集りに過ぎないのか！？と驚き、目に見えない音楽の世界に益々のめり込んでいったことを想い出しました。今では明らかに先生の存在・音で変化好転する水や苺やコーヒーの味、髙麗様の日々のお姿、人そのもの…その他全て 先生がいらっしゃる日常マクロの世界で、シュレジンガーの猫の話など全く意味を為さないことが証明されていて 改めて驚嘆します。そして今、恐竜以前から存在していた微生物が 生き物にある遺伝子の働きの代わりをしてきたことを御聴きし知り、先日の三鷹コンサート３日目に 中東コンサート以来の腹痛で脂汗滲んだことが浮かんでいました。自分の身体にいる無数の微生物が、先生のピアノを聴いて歓喜し小躍りしていたのだと！この日は 先生の演奏のラスト、低音の旋律と共に顕れた神様が登場されると痛みがぴたりと止み、深い安らぎに包まれたのです。日々の経験が今に繋がり 新たな今日を迎えられますことに感謝いたします。真にありがとうございます。
岩村ゆかり