存在そのものが仕事になる
久しぶりに先生にお目にかかれることが嬉しい存在論でした。お話をお聞きしていく中で、最近の経験からも感じることが閃くように言葉が浮かび、思わず書き留めてしまいました。存在そのものが仕事になる…と。
思い込みからの離脱、何者にも侵されない自分として生きること、そのような人間がデジタルを活用することが大切と感じています。
以前テレビで新しいシステムの導入に基づく効率化を喜んでいる人が映っていましたが、機能したその先にはその人自身も要らなくなってしまうかもしれないと考えはしないのだろうかと思い巡らせます。
個人的には効率化の中で一番やめてほしいと感じるのが、電話の音声ガイダンスなのですが、急いでいるから電話しているのに…と思ってしまいます。「~の方は1を、〜の方は2を…」と聞いているうちに最初の方を忘れてしまいます。誰もがメモを片手に電話をかける訳じゃない!と言いたいのは私だけなのでしょうか。
今日の存在論では最近ずっと考えていたことの答えを頂けたと感じています。内面的能力をピックアップするような仕組み、一人一人が尊重される社会、先生の言葉の中に希望の光を感じました。動きを作る中で感じる違和感だったり、先がないと感じる感覚を信じていいものかと自分を信じ切れないことがありますが、やはり一人一人が活かされる社会が本当に豊かであると再認識しました。
厳しい中、希望の存在論をありがとうございました。