女性の生命
ロームシアターのコンサートでは、ある瞬間、次元が変わり、全てが愛と変わったとき、愛を中心に社会の全ては変わると感じました。内面には愛の花が絶え間なく次々に花開き、そして内面に愛満ちる生命は宇宙から降り注ぐ愛のエネルギーと交わり、自分を超えた働きが身体に満ち宇宙と一つの生命体として働いてゆくことに感動しました。人と人が愛し合い、人と人との関係に愛ある時、宇宙からの愛のエネルギーと交わり、自分たちを超えていくと感じました。自分たちの内に止まらないどんどんと止揚していく愛のエネルギーを知りました。
そして本日、中心には愛、生命のひかりあるところに光注がれ、生命の中心から道がつくられていくことを経験しました。すでにひかれたレールではなく、生命の奥から働き、道が創られていく人生の豊かさを経験しました。
不思議なことに、今日は朝から目に触れるのは若い女性たちのことでした。NHK特集で放映されていたコロナ禍における若い女性たちの生きづらさを感じ、胸がいっぱいでした。また偶然見た古いドキュメンタリー映画に白黒で映し出される女性の姿が脳裏から離れずある種のショックを受けていました。女性たちが傷ついていく現実は自分自身も他人ごとではなく女性の悲しみが胸いっぱいに広がっていました。しかし悲しみからは未来はつくられないことは重々わかり、悲しみでいっぱいになる心を受け容れ吸収してくださる音に委ねました。そして本来ある美しいところから未来を考えました。第二部のメッセージが読まれると同時に、お腹に湯たんぽを抱えたのかと思うほどに下腹部が猛烈に暖かくなり思わず手を当てました。女性の生命が大事にされることが、そのまま子供たちが健康に誕生し健やかに育っていくことであり、健やかに育つ子たちがやがて健全な社会をつくっていくことを感じました。女性の生命が大事にされていくことがあまりに欠如したこの社会で生きづらいのは当然のことと感じます。大きな暖かい存在に抱かれ、未来のために、自分が自分の生命を大事にすることを学びました。これから、私自身、女性たちの生命を守り、未来をつくるためにも、自分の生命を自分が大事にすることを学んでいくのです。
愛が中心にあり、生命の光を生きるとき、空間からの人智を超えた働きかけに満ちることを経験させていただきました。そしてこれからつくられていく道、これから自分がやることはたくさんあるだろうと感じます。
心よりありがとうございます。