KEIKO KOMA Webサロン

天上の音色


本日も引き続きコンサートをありがとうございました。一部・二部(+アンコール)を通してのすべてを。隅から隅まで。心ゆく迄堪能できた、はじめての記念すべきコンサートとなりました。お陰様で嘗てないほどスッキリと、「さあ、次へ。」との気持膨らみ、帰途は足取りも軽く、両肩に抱えた荷物の重さなどあたかも羽毛の如し。お陰様で生きられている、と呟き繰り返しながら三鷹の森の木々の香りを満喫しました。

さて、本日を振り返らせて頂きます。

会場へ向かう途は、渇きを感じて仕方がなかった。切磋琢磨できる関係が唯ひたすらに欲しくて仕方なかった。
第一部、今迄の演奏とまるで次元が別物と感じる。音がもつ情報量の多さに圧倒される。内面を感じながら聴くと、一音一音が身体の芯に響いて熱が湧いて拡がってゆくのがわかる。あまりに欲しかった音に渇きが満たされてゆく。まるで神様が降りてきたかのように感じた、雨上がりの雲の隙間から光が差し込んでいた福井の空を思い出す。降りてきた神様が音を奏でたとしたらこんな音なんだろうなと思う。知らずのうち、「やさしく、綺麗ー(な音)、、、」と小声で呟いていた。前日に引き続きこの演奏はいつ終わるのかなど考えず、ただこの一時が永遠であればよいのにと、時の概念も忘れて聞き入る。まだ楽しめるまだ味わえると唱えながら、いのち全体で音を迎えに行く。近くで涙を流す様子が察せられたがさもありなんと思う程の天上の音色。音に触れられていたかのような感触が自らの胸にじんわりと優しく残っていることに気がつく。コンサートの前に水風呂でスッキリしてきてよかったと思ったが、そこからさらに洗われた気持ちに浸る。気がつけば全く疲れていない。それこそ終わりを忘れるくらい聞き入っていた。本当は椅子に座った状態ではなく、気持ちのままに立ち上がって拍手したいほどだった。
もっと心動かされたい。さて何を、どうすればそうなれるだろうか。そのためなら何でもする!との気持ちに突き動かされる。
「一度きりの人生をどのように活かしましょう?」との言葉に、そうか。自ら天の遣いになればよいのだ。さあ、天使だったら今この瞬間何をする?どうする?と考えることに決めた。
第二部はまったく未知の世界で、今の段階では言葉にならず。まだ未知があるのだとワクワクする。 先生の世界観にここからさらにズブッと没入してより渇きを癒してゆきたい。余計なものをなくして、よりクリアな状態になってゆきたい。その状態こそ、人の、世の、役に立てる状態であろう。大きな目標を掲げ、共にに達成する為に向かう切磋琢磨できる関係に集中。小さいことに悩むのはもう似合わないことを理解すると、他人が自分のことをどう思うかに患わされることなく誰と会っても心地よい。
アンコール、ありがとうございました。邪魔にならない拍手を、と頭で考えながらでそちらにメモリを取られる状態ではありましたが、それでも綺麗な音がとても心地よかったです。
おかげさまで今日も生きています。感謝します。先生の存在なくば、渇きが癒えることは一生なかったでしょう。そしてコンサート開催に尽力された方々にも感謝にたえません。
それではまた明日。どうぞよろしくお願い致します。皆さまの尊い一日を願って。

中川秀之
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