天の御柱
素晴らしい東京でのフィナーレ、感動のコンサートでした。愛に満ち交流するひととき、こんなにも連続で先生や高麗さんにお会い出来る幸せな時間をありがとうございました。
アントレ後の大きな山を越えるように、一昨日の三鷹のわびとさびのコンサートの後から頭痛がひどく、首に何かが巻き付いたような痛みと苦しさに気力を抜き取られているような感じがしていました。昨日の自己疎外からのメッセージをお聞きした時、この脱力感と無力感のもとが解り、演奏からあらわれる水色の美しい透明な世界に包まれて心が浄化されていきました。
それでも頭痛や首の症状はおさまらず、フィナーレの三鷹はどうなるのかと思いながらのスタートでした。天之御中主…前回の三鷹ではあまりに圧倒的な圧力で頭がふらふらになった経験を思い出しましたが、今回はより大きく豊かに感じられる御柱の内に溶け込み、体が豊かな振動に包まれました。
第二部では流れる水を感じ、自分自身が器になったように空間から注がれる様々なものを包み込んでいきました。内側で昇華されるように首や頭の痛みの種のようなものが溶け合って首が暖かく動くようになっていきました。
感動のアンコール、手拍子と先生の音がひとつに豊かな波が拡がっていくようで、このままどこまでも続いてほしいと感じていました。最後に再びアリランを弾いてくださり、心に迫る音、豊かな愛あふれる幸せな里の光景でした。
本当に怒涛のコンサート、愛あることの歓び、守りたいと思える方々いる人生の幸せを改めて思いました。渾身の演奏をしてくださる先生の愛に心からの感謝と、多くの方々の支えがあり共にすることが出来た恵みを忘れずに今後に活かします。幸せな時をありがとうございました。