大晦日
今年もあと残すところ一日となりました。今年一年、何をしてきたのだろうかと考えると足りないことばかりが浮かんできますが、こうして書いていられる命あることはとても幸せなことだと感じます。父が亡くなり身体が無くなった時、一番感じたのは、もう食事も作ってあげられない、冗談を言い合ったり話もできない、足をさすってあげることもできない、身体があるからこそできることがもうできないのだということでした。身体があるということはやろうとしていることを実現できる実態があるということです。身体が無くなったらできないのです。だから思いを残し亡くなった霊魂は身体がある人に憑いてやれなかったことをやろうとしてしまうのかもしれないとも思いました。身体がありこうして生きていることはやれることがあるのです。未来を拓いていくために実現できる身体がある。それも胎児期幼児期の問題が解決され今まで生きた方々が望んでも得られなかった幸運な身体を持つ自分があります。この事実をもっと真剣に受け止め時を活かしていきたいと思います。今日もありがとうございます。
後藤美香