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大宇宙と一つに生きる人間


ピアノもパイプオルガンもこれほど響く会場であることを初めて経験した京都コンサートでした。大音量の音空間に身を置きながら浮き出てくるのは胃の違和感でした。昼間の移動中に食べたもので胃が重くなっていたのです。選んだものが間違っていたと感じました。自分の状態に合うものを的確に選べるようにならないとと感じます。
有難いことに先生のコンサートでは違和するところが動き、流れていくと通りがよくなっていきます。通りがよくなると空間と一つになっていきます。肉体があり生きる人間は滞る部分があれば大宇宙の調和とは一致していけないことがわかりました。逆に綺麗に流れる状態であれば調和していけることに人間存在の神秘を感じます。
第二部では古代人のことが頭に浮かんでいました。今も世界各地にある遺跡から人々が生きていたスケールが窺い知れます。宇宙を表そうとかそういう意識はなかったと感じます。そのような意識では対象化になってしまいます。大宇宙を身の内に生きることは当たり前で、そのままを生き、表したのではないでしょうか。人間は本来このように生きる存在であることを先生の音空間に身を置くことで経験しました。何もかも小さく閉じる方向に向かう現代人の人間として異常な状態が見えてきました。今のような状態を人間といえるのかどうかも怪しいです。それでも何十年も生きていられることが不思議な程です。人間生命は当たり前に大宇宙と一つに生きることを経験した京都コンサートでした。このスケールで生きていくことを望み、そう生きなければ生きていることにならないと感じる今です。経験をもって人間存在の理解を深めていけます掛け替えのない経験を心よりありがとうございます。

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応用コースにて
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天生 第5弾