大切な身体

昨日アントレの後、顔を洗っていると今までいかに適当に顔を洗っていたかに気がつきました。大切な身体なのに自分が一番粗雑に扱っている。この身体があり実現できる未来。父が亡くなった時、死について学ぶことがたくさんありましたが、心にあるのは、身体があればこそできることができなくなってしまったという悲しみでした。もう足をさすって互いの気持ちが通うことも、話すことも、料理を食べてもらうこともできないのだと。身体があるからこそ触れて味わって感じてもらえると。かけがえのない身体。昨日から一つ一つ身体を感じながら行動しています。そして身体を創る食べ物も意識しています。誰も管理もしていないのにそれぞれの臓器は自律しはたらき、私というものを成り立たせてくれている。その時その時臓器が必要としているものがわかり食べ、動けるよう今日も一日元気に働きます。この身体があり生きて新しい人間に成る。楽しく幸せに元気よく。今日の一日をありがとうございます。後藤美香