KEIKO KOMA Webサロン

大事に生きる


「高麗恵子 父を語る」を何度も拝聴しています。お父様のことであると同時に、お母様のことでもあり、私の母と重なり今に通じることが多々あります。今の私にできることは何かと問うています。先生の深奥に染み入る美しいピアノの音が心に響き渡る時、生命の無限なる世界へと通ずるのです。最近、胡散臭くて薄っぺらいと感じ、見えるものが多い中、今のタイミングでお聴きできることが何よりありがたいです。

そんな中で今朝は、朝の通勤途中の駅ホームで転倒し、思いっきり左半身を強打しました。電車から降りて階段に向かう反対側の人々の列から、突然歩きスマホの男性が目の前に飛び出したのです。電車に乗る為に急いで歩いていた私は、瞬間何が起きたかわからないまま体が宙に浮き、左半身をホーム床に叩きつけられていました。いきなり倒れた私がまったく何も見えないが如く、その右側で歩みを止めずに歩く人の列。ただ1人、大丈夫ですかと女性が駆け寄り、手を差し述べてくれたことが救いでした。倒れながら見てはいけない人間ではない世界を見ました。歩きスマホで接触転倒は3年前の右手首骨折事故があったので、本当に怖いです。それも少しよろめくとかではない半端ない転び方は、何なのかと考えます。幸いにもレントゲンの結果、打撲で済んで胸撫で下ろし手を合わせ感謝しかありません。時間がなくて間に合うように慌てている時は多々ある中でも、取り分け酷い目に合う時は何故なんだろうかと考えていたら、高麗さんから答をいただきました。魔が入ったからでした。いつも何とかなると雑にアセアセとやってきたことは、何とかならないと肝に命じます。今日の帰り道は、力があまり入らない左足を意識しながら、一歩ずつ地を踏みしめ歩いて帰って来ました。既に答がわかっていたことに今、気づきました。体は、ちゃんと知っているのですね。すごいです。明日、「出会いの一日」に無事に向かって行けるよう、一つ一つ疎かにしないで行って生きます。ありがとうございます。

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高麗恵子ギャラリーにて
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結工房より
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盛岡岩銀赤レンガ館にての作品展3