大きな経験と共に

連続コンサートの中、帰宅すると気づけば意識がなく眠りに落ちています。そして、朝方スパッと目覚める日々が続いています。そうでありながら、そこで起きてしまえばいいのに、更にまた眠る自分がいます。どれだけ眠り続けるのでしょうか。先生が行われている連続コンサートの中で、「眠りの神様」のお話もありましたが、これでいいのだろうか、何とか抜け出したいと考える日々です。

第一部「生命の源」約40億年前に発生した生命を、今日の今表現されるとお聴きし、電車の中でイヤホンを通し集中して待ちました。混沌とした光のない世界は、重苦しい動きの中でうごめいています。これから何が始まろうとしているのか、息をひそめながら緊張します。動きの変化の中で鮮明度が変わる中、壮絶な戦いの激しさに息をのみます。生命の源の発生の瞬間に至るプロセスを、今このように先生と共に経験させて頂いていることに驚愕です。危うく降りるバス停を見過ごすくらい、集中していました。ロビーでお聴きする時、何かが当たり前だなんてあるのだろうかと、深く考えます。今、こうして当たり前に在ることすべて、何一つ当たり前ではないと自覚します。常に在り続け、先に向かっていく生命、先生ご自身の、そのものの在り方を見る第一部です。

第二部「一人でも生きられる愛」メッセージの言葉に、泣きたくなります。自分で拵えた、或いはいつの間にか刷り込まれた狭い、誤った「愛」が、こんなに先生から講座やコンサートで教えて頂いているのに、根深く残っていると気づきます。ある瞬間、光の斧がスパッと断ち切ってくれました。その光の鮮明さは、かつて見たことがないほどの強い光です。アンコールでの手拍子に、先生が仰った「きちっと表現する」の言葉が、心に響きます。一時が万事であります。

昨夜も夕飯も食べずにコロッと眠り、今朝目覚めた時は何でもありませんでしたが、次第に眩暈が起こり始めました。嫌な予感の中、身支度をして家を出ましたが途中で引き返しました。横になっていると、突然吐き気に襲われました。何もかもが、今までと違っていると体が教えてくれるかのような体調の変化です。大きな変化の中にいると自覚します。今日は最初からコンサートに参加させて頂ける運びとなり、注意深く向かわせて頂きます。よろしくお願いします。