大きな木

大きな木が風に揺れ、その音に空の彼方まで見上げました。迎賓館でのあの音が生命のなかにずっとありつづけていることを、目の前の大きな木と重なり、生命の奥とも重なり、とてつもない音 エネルギーを今も感動していて、これからを創りつづける原動力です。何億年もまえに倒れ朽ち地中にねむっていた木が生まれかわって、地中と天空をつなぐようにどんどんどんどん際限なく伸びていく光景の音をおききしました。身体中燃えるように熱く熱く、迎賓館のピアノのある地点から、大宇宙までも轟き、地球の裏側までも地面を筒抜けているごとく体感しました。途轍もないコンサートでした。ありがとうございます。
本日も、どうぞよろしくお願いいたします。