大いなる解放の刻

本日の府中の森芸術文化劇場 ウィーンホールにて開催されたいだきしん先生によるコンサートに参加させて頂き、神話の一頁に身を置かせて頂いたが如く感じる大変尊い機会を誠にありがとうございます。いだきしん先生の奏でる即興演奏に大地に豊穣の実りをもたらす黄金色のあたたかな太陽の光、実りを腐らせる夜になっても残った余剰なエネルギーを祓い清める白銀色の月の光を感じ、このとてつもない恵みをあまねく働きこそが本来の自然の摂理とひとつにある女性の働きと実感しました。そして自然の摂理とひとつである女性の生命の働きや体を支配するためにが男が「時間」を作ったのではないかを気付く瞬間があり、支配を作った男もまた時間によって縛られてきた長い長い歴史を目の当たりし、その軛を本日のコンサートにていだきしん先生が解放したと感じる大変素晴らしいコンサートでした。時間という支配がなくなった事で女性は自由に美しく生き、男は黙って子供達が安心して生きていける世界を作るという人間の本性をある姿を体感を通して学ばせて頂いたコンサートでした。いつもありがとうございます、来週開催されるアントレプレヌールサロンに向けて動き始めます。

井波　晃