大いなる恵みのもとに
狛江での「ジェンダーをめぐって」の講座に参加させて頂き、心よりありがとうございました。
日霊女と素戔嗚尊の出会いが私達日本人のジェンダーの源流であり、古代から歪められ改竄されてきたその源流がいま正されたことで、心底から救われ、身体の裡に力が漲ってきました。そして身体の中心に、揺らぐことなくしっかりと立つ樹を感じました。
日本の神話は、今までもとても気になりながらも、現代語訳や解説本を手に取っても今ひとつピンとこなくて挫折していました。自分の内面にフィットしない感じ、どこか対象化の域を出れない不快感がぬぐえずにいました。(日本神話は日本人の私に密接であり切っても切れない筈。なのにこの距離感、モヤモヤは何なんだろう?どうしてなんだろう?)とずっと思っていました。最近、先生が日霊女と素戔嗚尊のことをお話下さるようになって、一筋の光明が示されたように感じ、もっと知りたい、もっと聞きたいと願うようになりました。なので今回のジェンダー講座で日霊女と素戔嗚尊の出会いと、大和の国創りに至る真実を教えて戴いたことは、私の魂にとってとても大きな救いであり喜びでした。
今までのモヤモヤした不快感は、真実が隠されて歪められて改竄されていることをどこかで直感していたからなのだ。古代からずっと繋がり脈々と今まで続いているおおいなる魂は、嘘の上にどんなに尤もらしい改竄された歴史を上塗りしても、嘘は嘘であること、真はその下に埋められていることを、今生きる私に伝えてくださっていたのだ。モヤモヤしたり不快感をいだくのは当然であったのだ・・と、とても合点がいきました。
戦後、GHQが教科書に出てくる神話を墨で真っ黒に塗りつぶさせたことも、以前にお聞きした当用漢字のお話とともに思い出し、彼らが日本人の魂を熟知していて、その魂を滅ぼし絶やそうとしていたこと、そして現在、GHQが居なくなっても日本人は自動的に率先して自ら魂を滅ぼすように生きていることに戦慄せずにおれません。真実を教えてくださり、魂覚醒させてくださるのはいだきしん先生よりいらっしゃらないことの重大さ、先生が真実を明かしてくださり、私達は本来の日本人となり魂を取り戻し魂のままに生きられる、その尊さと有り難さを今、噛みしめずにはおれません。
古代から脈々と続く尊い魂のままに女も男も、先生が仰るようにそれぞれが日霊女と素戔嗚尊となり、これから新たに生き始め、新たに国を創っていく時を迎えたのだ、と裡から力が湧き起こります。
講座の1時限目で、自分達の生活をどう創っていくのか?生活の基本からちゃんと考えていかないと古代人がどう生きていたかも分からないとお聞きしました。また、学校教育では批判的な眼を養っており、いつも自分を観察し分析し、批判的な頭で生きていることが、自分のことを蔑ろにし自分が無くなっていく、というお話もお聞きしました。今までほんとうに生活ということを蔑ろにし、自動的な感じで毎日をやり過ごし大切にせずにきたこと、そして、いつも批判的な眼で自他を観察していて、観察と分析で頭がパンパンに詰まっていたことが身につまされました。しかし、今まで数限りないコンサート、高句麗伝説、講座を経験させて戴き、その経験を表現させて戴けるWEBサロンという場があり、さらに高麗さんの美しい芸術作品と詩に出会う恵みもたくさん戴き、最近は食についてもお話を戴くなかで、頭で言い聞かせるのでなく、自ずと生活というものがとても大切に感じられてくるようになり、自分達の生活をちゃんとしていこう・・という心身に自ずと変化してきていることや、あれほどパンパンに詰まって重くて苦しかった頭が、いつの間にか無限な宇宙空間とつながっていて、枠や境が取れてこれからもどこまでも広がっていく予感に満ちていること、何よりも人との間の溝や境というものが無くなってきていて、自然と交流できることの喜び、温かさが心に生まれていること・・に、ジェンダー講座修了後の帰り道に気づかされ、深い驚きと同時に感謝の気持ちが湧き出りました。
大きな山場と感じたジェンダー講座を経て、今日から6月になりました。先生のお誕生月は、私の誕生月でもあります。
真実を知り、心身まるごと新生できる機会を数限りなく戴いて、心も体もエネルギ-に満ち、何があろうと解決し乗り越えていける力となっています。
神話の時代から脈々と続く魂に今、何ものにも阻まれること無く真っ直ぐに繋がり共に生きられる生命は、強く逞しく美しいです。
いつの時も大いなる恵みのもとに生かして戴いて、心より有り難うございます。