夢の実現

今朝、目覚めた時、モンゴルの草原を馬に乗り、風ひとつに駆け抜けている感覚が蘇っていました。「世界を駆ける」と生まれた本音も同時に蘇りました。すでに２５年以上前のことと思いますが、これから世界を駆ける気持ちとなり目覚めました。最近、新しくつけていただいたマーグリングのレースのカーテンが日差しが注がれると、夢色に輝き、空間までも夢の世界となります。窓を開け、風が吹くと、更に光が際立ち、心ときめく空間となります。世界を賭け、世界を変え、平和な世界を創る気概があふれます。やっと頭を押さえるものもなく、限界も取れ、本音は実現する時がきたと感じるコンサート翌日の朝でした。

今日のコンサート開場前は雷鳴轟き、豪雨となっていました。いつも只ならぬ気配が漂いますが、先生のコンサートは歴史が変わり、世界が変わります。歴史の一大事であります。天候により教えられることも多いです。その場に身を置けますことの恵みは言葉によっては表し尽くせぬほどのことです。

コンサートメッセージ第一部「大いなる標」

「空間に満ちる「おおいなる標」ある何かの目的を達成しようとする時に２つの条件があります。１つは内面的豊かさ。頭脳とひとつになっていないといけません。もう１つは、空間より無限ともいわれる達成するための一般的にいうところも「情報」が満ちていないといけません。ここでいう「情報」こそがまさしく「おおいなる標」といえます。姿勢をよく静かに「大いなる標」を受け容れて下さい。」

姿勢よく静かに「大いなる標」を受け容れようと、姿勢を正し、心静かにと努めました。今日も聴いたことも見たこともない音が聴こえ、図形が見えました。以前、レバノンにて美しい滝を見ました。女神様が現れる滝でした。女神の詩を書いたことをよく覚えています。今日は、滝のような流れが見え、男神が現れました。大きな川も見えます。ブルーナイルに行った時、流れる川の音と勢いに圧倒され、人間はこの自然の力を前には無力に等しいことを生命をもって感じた経験が蘇ります。世界中の滝や川の流れが聴こえるような演奏でした。ブルーの光に満ちていました。やがて、地球の枠という表現よりできないことを恥ずかしく感じますが、地球の枠を壊していく激しい音と聴こえた演奏では世界中の神々が一体となり、猛烈な勢いと力で地球を本来のはたらきに取り戻すはたらきをしていました。これだけのはたらきかけがある地球であることを目の当たりにし、言葉によっては表し尽くせぬ迫力と有無を言わせぬエネルギーに地球は本来のはたらきを取り戻すと確信しました。地球神という存在は存在するのでしょうか。そして宇宙神は存在するのでしょうか。今日の演奏からは地球神、宇宙神を感じました。そして万物を創造した神は存在するのでしょうか。私は、聖書を読む訓練をしていましたので、創造主が居るように思い込んでいるかもしれませんが、生きとし生けるもの全てを創造した存在を感じたのです。全ては本来のはたらきを取り戻すと感じました。その時、人間という素晴らしい存在を生み出した元なる存在は、人間が本来の人間となるようにはたらきかけているということを生命をもって感じたのです。先生の演奏は間髪入れずに、次々と未知なる世界を表現し続けて下さいます。激しいことも強いことも圧倒されるばかりです。このエネルギーは他では経験することもなく、見たこともありません。なんと表現するのかと圧倒されながら考えました。宇宙も地球も創造主も全てひとつと感じる音でした。「情報」という言葉を使うなら、これほどの情報があるでしょうか。行ったこともない宇宙を感じ、地球のはたらきを図形で見、宇宙に存在するあらゆる万物のはたらきを見、感じるのです。とてつもない情報です。コンサートに身を置いているだけでこの情報を生命は経験するのです。そして生命にインプットされるのです。なんという恵みでしょう。畏れ入ります。今日もあまりの素晴らしさに感動よりありません。

第２部は「大いなる目的」

「小さな目的、大きな目的。そもそも小さな目的って何でしょう。人生一度きりと認識することはとても人間的で素晴らしいことです。一度きりの人生をどのように活かしましょう。人類の未来を考えると、問題は沢山あります。一度きりの人生を活かすには、絶好の機会です。民間人が宇宙に飛び立つという時代です。誰もがそれほど費用をかけずに宇宙空間に旅立つのも夢ではなくなりました。できるだけ大きな夢を持ち、できるだけ大きな目的を達成するように活かしてこその人生です。「大いなる目的」」

全ての音は未知でした。未知なる世界は心地よく、楽しく快適です。今までは未知なる世界は怖いと感じていたことを最近自覚しました。さらに良くなっていくのに、怖いと感じるのです。そして過去の経験にこだわり、もっと良くなる道があるのに、挑戦しようとしない頭の状態に気づきました。昨日のコンサートにて頭の限界の壁がとれ、今日は未知なる世界は楽しいばかります。まるで宇宙旅行をしているように、銀河の世界を飛び回り、何の境も限界もない無限な世界で自由に動き回れる喜びに満ちています。

ある時、突然落ちていました。身を置く場がなく、どうしたものかと戸惑いながらじっとするよりありません。頭の中は、現実に起こったことが占めていました。腹を立てるというよりも頭に来ていました。そのまま偏頭痛が起こり、頭が塞がれ、苦しくなりました。私は世界の平和を実現したく生きています。夢は世界の平和実現です。目標は大きいと考えています。が、常にまわりの人との行き違いにより苦労します。今日も、ひとつのことで止まっているスタッフを開場前に正していました。皆自分の解釈で話を聞くので、用件が伝わらずに、いつも苦労します。ほとほと嫌気もさし、なんとかしたいと本気で考えていました。ここで止まっていると身動きできない所に落ちていくので、滅ぶよりないということを身をもって経験しました。急いで先生のピアノの音を真剣に聴きました。一気に大きな目的を取り戻しました。頭は大きな目的をもって生きていないと全くはたらきません。端々に囚われ、何の為の人生かがわからない人生となります。私は今日をもってまわりの人との行き違いで心患ったり、苦労することは止めると決めました。大きな目標を掲げ、共に達成する為に向かう人が共に生きる人です。大きな目的を達成する為に生き、地に落ちる頭の小さいことで生きることは金輪際しないと心に決めました。アンコールの何処までも澄んだ美しいアリランの演奏は私の決意を受け容れてくださったと感じ、胸動き、涙込み上げます。大変なる経験をさせていただきました。一回一回は夢の実現への道です。実現できる人間となることを経験させていただいています。ありがとうございます。