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夜空の星に


東北への旅

5日の夕方に大津を出て、ひたすら大型トラックの水しぶきの中を走り続けて、深夜0時に海老名サービスエリアに辿り着きました。以前から実行したくて、ボランティアの仲間を誘って三陸沿岸のまちに高麗さん、いだきしん先生のことを知らせたくてチラシをたくさん積み込みました。早朝、東京で仲間を乗せて旅のはじまりです。東北へ向かうと天候がどんどん良くなって来て、歓迎されてるようでうれしいです。宮城県山元町にある結工房を目指しました。白石インターで高速道路を下りてナビの言う通り走っていると、途中左右に別れる道にきました。←亘理、となっていたので左に行こうとするとナビは右を案内するのです。じゃあナビの言う通りに行こうと進んでいくと川沿いの土手のような細い道に出ました。この道でいいのかしら、と少し不安になりましたが、そのまま進んで行くと思わず、わ!木津川だ!と叫んでしまいました。私の中にある鴨緑河が現れたのです。何と懐かしい光景でしょう。興奮しながら運転して行くと、あぶくま川と書いてありました。福島の方から流れてくる川です。しばらくして結工房に到着して、グルテンフリーのピザランチといだきしん先生焙煎の「仙」コーヒー、「東山」という銘のついたスイーツを戴き、一気に元気になりました。仙台東道路から三陸道路を通って釜石、山田町を目指しました。岩手県が日本で一番広い県と聞いてはいたものの、やっと陸前高田に入り、釜石に到着したのは結工房を出てから3時間経っていました。早速、住宅を回りポスティングしました。釜石の街も人も生気がない感じを受け、高い堤防と復興支援住宅などの箱物にお金が使われ、人々がかつて街をつくっていったエネルギーのようなもの、鉄のまちと言われた釜石の面影はなくなっていました。日のある内にと山田町に向かいました。山田町も高い堤防によって海と分断されていましたが、少しは明るさがあると感じます。町役場の建物を見ながら、ここを高麗さんが走り回り、いだきしん先生のコンサートを実現されたときの光が今も有りつづけいるように感じます。

盛岡のコンサートでは、「宇宙の深淵へ」、この身を委ね旅立ちました。今後の動き、やりたいことが浮かんできて、たいへんワクワクしました。多くの方々と客車を共に「おそらくすべてが誕生した」「深淵」を経験できましたことが、どれ程のことかを言葉では表現できませんがとてつもない経験でありました。ありがとうございます。何故か、私の前の席の一席のみ空いていて多くの魂がこの席におられると感じ、生きた人たちをお連れしなくてはと、心を新たにしました。

本日は生で、「死について」と応用コースに参加させて戴きます恵みに感謝申し上げます。

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比叡山 お茶室にて_3
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