多様性の時代

初めての語る会、先生と高麗さんのお二人がいらっしゃる会を初めて経験させて頂き、ありがとうございました。

コロナの治療薬の動向が気に掛かり、盛岡コンサートの前に長崎大学でマラリアの薬を開発されている教授が生出演されるZoomに参加し、希望あるお話を聞くことが出来ました。
マラリアの病原体とコロナの構造が似ていて、その研究をコロナの治療薬にも転用できるのではという仮説のもと、もともと人の体内で産生されるアミノ酸の一種が試験管の試験で100%コロナを阻害したという論文が今年2月に発表されて、特定臨床研究が6つの病院でされたいたことまでは分かっていました。実測の6人の重症患者のデータを見させて頂き、希望ある結果に認可が待たれると共にそのアミノ酸が日本酒、甘酒、納豆などの発酵食品に多く含まれるとのお話に日本の食文化の可能性を感じました。

またワクチンを打つ打たないの論争がある中で、発展途上国ではワクチンを買う予算がとれない国もあると知りました。免疫には自然免疫と獲得免疫があり、ワクチンは獲得免疫に入りますが、この自然免疫を上げることに着目すると日本の発酵の食文化を世界へと発信することは有意義なのではないかとも感じました。

これからは多様性が大切な時代になると感じていて、たくさんの方が意見を交換しあう語る会のような場が不透明な時代に必要だと感じました。長崎大学でも学部を超えての協力があり先に向かえていることを考えると、自分もお店で毎月やり始めて1年になるイベントやシェア会をより有意義なものにしていきたいと感じた語る会での経験でした。気付きをありがとうございました。