KEIKO KOMA Webサロン

夏至


 一年で最も昼の時間が長い日に、琵琶湖の畔でのコンサートの開催をありがとうございます。
京都で動く中、道端であらゆるで会った、、機械整備の休憩中の方や、警備の方は、社長に言っておくよ、と言ってくださったりしたりで、道中コンサートをお伝えし、とても楽しかったです。それはコンサート後も続き、駅のエレベーター乗りボタンを押そうとすると、向こうから手をふってきて乗せて、と来られた方をお乗せし、滋賀の人だと思ってこの方にも、と突然閃きお伝えしますと、麻布十番に住んでるよ、何処から来たの?と、逆に問われ、答えると、都内ばかりなんだね、渋谷のに行くよ、と明るい笑顔で言っていて私たちはいっぺんに親しくなって、別の車両に乗り込み別れました。出会いは突然やってくるのですね。

京都から琵琶湖へもう行く、と、高麗さんの琵琶湖のお写真のアップがあって、心動きました。ホームに行くと、誰かマーブリングはいないかなあと、探しました。すると、突然、後ろからマーブリングの服を着た方から声かけられたので驚きました。
その方と一緒に、西陽に背中を焼かれながら公園でご飯を食べ、ひなびた膳所の町を初めて歩き、会場に向かいました。

会場でのお迎えには、琵琶湖を守る女神様なのか、戦士なのか、と感じる、艶やかで雅やかな王様のお着物姿に、今日のコンサートは高句麗伝説だったけ、と、勘違いしそうでした。

湖を見ていると、山々の稜線の美しさが心に染み、山を超えると帰れる故郷に近いこの地にいると、帰りたいのに帰れない、せつなさに似たような微妙な気持ちになります。故郷に帰ることが答えでない、空間での交流が答えであることに行き着きます。次元の違うところで人の心は噛み合わなくても、コンサートの空間で通い会える内面が答えだと知るのです。

1部では、波間に泳ぐ金色の長い体をした魚たちが沢山いて、泳ぐリズムが音のリズムと同じで、ダンスを踊っているようでなんだか楽しくなってしまいました。

2部では、繊細な愛のメッセージをお聞きしながら涙
がこみあげ、押さえられませんでした。
人生、山あり谷あり、歩いてこれた今までの人生を感じ、お世話になってきた人たちのことを考え、感謝の気持ちが溢れます。亡くなった人たちのことも含め、みんなの分まで幸せに生きていくことが答えであると感じ、これからいく道に希望の光を見ます。愛する人たちのことを考え、自分をここまで強くしてくれたのは、時空を超えてありつづける絶対的な愛が真ん中に不動のごとく、ともにあって、これまで導いてくれていたことを演奏から感じました。
現象を変え、わかってくださいと言ってる魂の要求を、わかるまで問われつづけながら経験するコンサートと現実です。琵琶湖の水が世界の水と溶けあって、世界に流れる真の愛を、先生は演奏して下さりました。アンコールで聞こえた言葉は、「京都が愛になるにはどうしたらいいのかな?」です。私は、
「高句麗が表に表れてきたら愛になる。」と、答えます。
次なる京都コンサートに向う道も見えました。
8月の京都コンサートも一枚きまり、嬉しい帰り道でした。
人生の豊かな時を、古代湖の畔での先生のコンサートの開催を、ありがとうございます。

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盛岡市民文化ホール 大ホールにて
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NPO高麗 迎賓館にて
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三鷹市芸術文化センター 風のホールにて