壊れた枠組み
迎賓館コンサート、手術を経て京都コンサートと続き、自分に問うていることが続く中、京都応用コースの配信をお聞きしました。先生のガンダムの映画館に並ぶニュースの話から、「人は今ある体制を乗り越える生命体を欲している。」との言葉に涙が溢れました。続く「人間にある潜在能力をなくしてはいけない。」は、ずっと先生が老人ホームを通して伝えてくださっていることです。私も自分の足を通して分かっているのに、それでもどこか惚けていると感じていました。先生が仰る自律という言葉が心に残るまま、応用コースに向かいました。先生のピアノは、心底に奥深く響き渡ります。深い、深い森の奥に響き渡るような太い音色です。何かを分かりたくて、お聞きしていました。講座で先生は、偶然、そして自律、更にコンサートには全部あると仰いました。「神様に会っちゃえばいい。何を抵抗してるの。」との言葉に、ハッとしたのです。コンサートを経験しながら、宇宙とはいえても神様という言葉は、なぜか私は使ってはいけないと思い込んでいました。何ておかしな思い込みなんでしょう。自分が感じたことなら、もっと素直になればいいだけです。自分が勝手に拵えた変な枠組みでした。気づけば、同じような枠組みが他にもあります。自分で不自由にしていたと気づきました。
帰宅後に、いただいたモード感のある絵画のように美しいブラウスを着た瞬間、この服が似合う女性になると決めました。今まで見たことがない、お洒落なデザインは未来から指し示される光です。高麗さんが示された色は、心底を流れる清らかな水のようです。心が洗われます。もっと自由に生きようと嬉しくなります。ありがとうございます。