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国つくりの息吹


2日間の府中の森でのコンサートをありがとうございます。

1日目の第一部「はじめ」では、頭の芯が痛く、意識的に何かをしようとしている状態がなかなか抜けないんだとわかりました。いのちのままに生きれるように先生がしてくださっていることに感謝の気持ちと、いつまでもこんなことしていてはいけないという気持ちとありました。第二部「はじめは愛」ではひたすら心地よく幸せで充足感に満たされました。コンサート後にホテルで戴きます「きっちんラボ」のお弁当と薬膳茶で、身も心も「まあるい」です。翌日は、今回府中に来るにあたり行ってみたいところがあり、楽しみにしていました。武蔵国の国府跡です。まずは大國魂神社に参拝し、ふるさと歴史館に行って資料を見ると国府跡といっても京王線府中駅の北側からJR武蔵野線府中本町の付近までの広大な範囲でありました。競馬場のある場所は古代には多摩川の川べりであったこともわかり、府中本町駅の東側に造られた奈良時代の国司館があった場所が広い公園になっていて、そこに立つと天に抜けていくような広がりがあり、大変気持ちの良い場所でした。その足でコンサート会場い向かいました。第一部「はじめに愛あり」では「に」という言葉を正確にとらえて使っていないことに、改めて言葉をいい加減に使っていることを知ります。こういうことをいい加減にしては、とても洗練された言葉は生まれません。第2部「愛の諸相」では、先生が赤いお着物で登場されたお姿に何故かどきっとしました。瞬間、以前お聞きした高麗さんのなかにいた女性のことを思い出しました。先生が女性の悲しみを一身に受け演奏されながら世界中の女性が光になっていくのかなあと感じました。高句麗的と感じる演奏に、先ほどめぐって来た国府の国司館や国衙の跡地の感覚が現れ出てきて、国司館の跡地に立って多摩川の水面がキラキラと光りの球が飛び交っているようでした。府中崖線沿いには多くの高句麗所縁の古墳群があり、現代の3,4車線もある奈良の都へとつづく古代道路や、多摩川べりの船着き場では物資や人が行き交い、彼方からの風が吹き、明らかに高句麗人が国をつくっていた賑わいを感じます。先生の音をお聞きしながら、まるで映像でみえるように情景がみえることが大変楽しかったです。武蔵国国府には大國魂神社があり、近江国府には建部大社があり、古代の人々の中心には神様があったことを感じます。先生の演奏で表現される世界を現実になっていくように、先生、高麗さんに出会わせてくださった魂とともに、新しい国をつくっていける人生を全うすることが使命とエネルギーあふれます。「はじめに愛あり」というメッセージをお聞きしましたとき、「高句麗は愛からはじまった」という高麗さんのお言葉を思い出し、古代に高句麗人がつくろうとしていた新しい国が、今からはじまると感じ、感動です。ありがとうございます。

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お茶室より
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愛のしほり 第4弾
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いだき京都事務所にて