喜び
山小屋のまわりで梅の木を見かけないので、同じ派遣会社の仲間に近所に梅の木ある?と聞くと、庭にあると以前に写した梅の花満開を携帯で見せてくれる。ひと枝欲しいなぁと言った私。木曜日に持って来てくれた。満員電車だったろうに、ホント嬉しい。なのに、山小屋まで持ち帰えるまでに1度忘れそうになり、2度買い物した時忘れ戻る。そのため、別の道を通り帰ることにすると、バス道の上に並行するように坂道でなくほぼ平らな一本道を歩く。佇まいを感じる町並みに驚く。そんな中にコープのお店見つける、こんな場所にある事にまたビックリ。ここからより近道と思うが間違え高い山を目指して進んでいた時、忘れ物に気づき引っ返し続く平らな一本を歩くと今度は曲がった急な登り道を抜けると眼下にバス道への階段を下る。そうして山小屋へ辿り着く、ナントモ不思議な西側からのルートである。練り歩くようだと今思う。梅の花を花瓶にいれるには、横にのびた小枝を切らねばならぬ。切らずにと考え、食器の幅広のフチ付き鉢にいれてみる。面白い。頭の天辺を出した梅の木と見える。大きく咲く花の一輪を見つけ今朝もウォーと声になる。喜びの瞬間。ありがとうございます。