KEIKO KOMA Webサロン

哲学


終わった後に気づけば、様々な階層、次元を行き来したような体感が残る大ジェンダー講座でした。帰宅し、心を占め、魂が欲することは古代ギリシャの哲学についてです。1998年7月と10月にギリシャに行った時のことは生涯忘れられない経験です。個人のことですが、ギリシャから帰国した翌日に母が亡くなり、ギリシャ滞在中に耐え難き精神の苦しみを経験したのです。その時、アテネにあるアゴラに行った時だけは、魂癒され、救われたのです。先生がソクラテスとプラトンが対話をしながら真理を見出し、哲学が生まれた場所と教えてくださいました。内面深くを感じ、空間とひとつになれるアゴラでの、無限な世界に通じる神秘的な空間が大好きで、忘れられず、常に心にあり続ける場であります。今日の先生のお話を伺い、この空間に身をおいていることがとても懐かしく、幸せを感じました。弘前で現れた封印された神、艮の金神から、ペルシャのアフラ=マズダ、古代ギリシャ、エロスの神に通じることに至る先生の真理を見出すプロセスには魂震えます。エロスは男と女の「と」であり、善と悪の「と」であり、何々と何々の「と」であると教えていただきました。人と人をつなぎ、物と物もつなぐところにエロスがはたらくとは、恋の神が人と人をつなぎ、すべてをつなぎ、真の人間の時代が来ると見え、とても心がときめきます。

真理をわかっていくプロセスが知であり、その元が美であり、美とは何なのかと問われていくお話には、胸がドキドキと高鳴りました。私は白頭山で美に出会い、美の元は愛と行き着きました。エロスがつなぐ関係が愛であるなら、化け物や悪魔に介在されている多くの男女関係は愛とも恋とも次元が違い、かすりもしないものと見えます。いだき講座にて生まれつきの運命まで解放していただき、余計なものがなくなると、どんどん美しくなると、美についてお話された時に先生はおっしゃいました。徹して美しくあることを何度も渾身のエネルギーでお話くださり、私は何があっても美しく生きることに努め、徹していくと心に決めました。恋していれば意識的にしなくても自然とそうなっていくとのお話も深くうなずきます。

ジェンダーがはじまりすぐのご質問の中に、私が男女の関係には悪魔が介在しているとビデオ講演会やここにも書き込みをしていますことも話されていました。昨年の8月に開催しました大ジェンダーの会場にて、先生が恋のキュ〜ピットのお話をされました。バケモノであったり、ケッタイな魔物のような妙なエネルギーとなっているものやら様々ですが、私には会場一体に覆いかぶさっている様が見え、冷房の風の寒さと相まって、夏であるにも関わらず、悪寒がしたのです。のっそ、のっそと、空間を蠢く音まで聞こえ、先生が語ると化け物はバレたかという音をたて、解体していくのです。ジェンダーが終わる頃には空間いっぱいに覆いおぶさっていた化け物達は消えていきました。やっと息ができると安堵した瞬間のことまでも鮮明に覚えています。歴史を変え世界を変えるジェンダー講座と体感できた機会でした。その後、体が変化し、熱が出てしまったことも驚いたことでした。いだき講座でも多く見てきました。恋のキューピットが取り持つ男女の仲は、結婚したり、成就したと思う状態となると、キューピットはいなくなります。すると気持ちが変わってしまい、恋と思っていたことも冷めてしまうのです。このような悩みを相談されていた方が多かったです。私には霊魂が見えました。自分の感覚的に好きと思う感覚と合うのでしょうが、身についた感覚は過去のものですので、やがては行き詰まり、苦しくなり続けられなくなります。私には目に見えてしまうのです。それでも結婚制度や社会の仕組みが手伝うようにはめ込み、ここから抜け出せなくなるので、人生を棒にふると見えてしまうのです。恋は成就するものではないと先生はきっぱりとおっしゃいました。このような表現をすること自体が、化け物が介在している証拠です。化け物が介在する男女は、私から見ると、生命が黒くなり、黒い重荷を背負っています。いだき講座にてどんどん美しくなっていく生命がある日突然黒く見える時、原因は男女の関係による故とも悲しいかなそのまま見えることであります。中心が真ではないので、まわりのことも世界のこともわからず、当然考えることなどできないことも素通しに見えます。こうなると人間ではなくなっていくのです。何故ここまで愚かになれるのかといつも呆れながら、考えてしまいます。今日も失礼ながら、先生と奥様もそうだったのですか、との質問には、いだきを始め36年の歳月まで無にしてしまう愚かさに、呆れを通り越し、人間は終わってしまうのかと深刻に考えてしまいました。愚かとか馬鹿という言葉は書くことも憚れますが、見える図形を言葉にするなら馬鹿という言葉が的確です。化け物が介在した男女関係も男の人も女の人も馬鹿という表現をせざるを得ない状態です。恋をするのは哲学とお聞きしたジェンダー講座です。哲学とは程遠いどころか、かすりもしない程に生きる世界も次元も違う生き物となってしまっています。現代人は絶滅種ということがジェンダーを考えると、合点がいってしまうことが情けなく、悲しいことです。

男女関係により、本来持っている能力をつぶしてしまったと先生からはっきりとご指摘を受けた方のお話からも他の方のお話からも、たった一度より生きれないのに、いだき講座を受講しながらも自分の資質、能力をつぶし生きる人生程悲しいことはないと身が痛みます。本来であれば、より活き活きと輝き、能力が上がっていくのが人間の関係と考えます。先生と奥様が、子供達が生きていける世界を作らねば生きていけない考え、ずっと真理を探究し続け、答えを探究し続け、そして、いだきをはじめてくださったように、愛があれば、子供の為、世界の為に生き始めることに深く感動し、共感します。時々、ご長男の克晢くんともお話することですが、先生が東京に出る前に、一緒にお風呂に入り、東京に行くことをお話し、確認をとった時、克晢くんは、大丈夫だと答えたお話です。まさかこんなに家に帰ってこなくなるとは想像もしなかったと克晢くんから聞いた時には涙よりなかったのです。今もこのことを思い出すと胸の内は涙となるのです。10歳の克晢くんはお父さんがいないので、バットを持って家の外を見回っていたと聞くだけで、涙でいっぱいとなります。先生と奥様とひとつに生きていたので、このような行動となったことを生命はわかり、感動し、感謝します。私をはじめ、どれだけ多くの方の生命が助かったことでしょう。化け物が取り持つ男女関係では子供もまわりの人も生きていけません。故に、先生は奥様とのことを何度もお話くださっているのです。解決の道を示していただいているのです。人間であれば、受け止め理解することよりないのです。それも危機にある今です。生きることを真剣に考え、人間となり生きることが危機を乗り越え、新しい時代を切り拓いていけると考えます。多くを考えさせられるジェンダー講座の一日でした。危機を感じ、故に解決への道を作ることを考えます。エロスの神あらわる今、奇跡は起こると確信できますことが真にうれしくありがたいです。ありがとうございます。

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