KEIKO KOMA Webサロン

命の灯


朝、先生が焙煎して下さったLIMUを淹れている時、「後手に回るな。さっさとやれ」と聞こえ、思わず頭を垂れました。「あの時、やればよかった」「気づいていたのに」後悔先に立たずです。決断、行動を鈍らせるのは、「未だいいか」です。無駄な先延ばしが、いつの間にか日にちが立ち、手遅れになります。「先手必勝、動け」と、戒めを込めて会社に行きました。

刻一刻と世界が、社会情勢が変動している中、今までの生き方を、然も後手に回る遅さでは取り残されるどころか、生きていけなくなると痛感します。そんな折に、迎賓館コンサートを聴く会サロンの開催のご案内が届き、このタイミングがありがたく、感謝します。と思うも束の間、「存在論」の中止と目まぐるしく変動する今を、正に目の当たりにするようです。

電車の中はいつもと変わらないようでありながら、どこか暗く重い空気を吸いこみ、新型コロナウイルスのアナウンスが更に私たちを息苦しく包み込むように流れます。夜道を歩く中、ペーパーホワイトの水仙が明るく照らす灯のように、小さな姿でありながら輝いていました。その透き通る美しい白い姿は、どんな時も、何があっても命の灯が消えないように、明るく照らす存在で在れと教えてくれます。心曇らせることなく、輝いて生きる力の源である先生の迎賓館コンサートが灯です。宜しくお願いします。

KEIKO KOMA Webサロン
高麗恵子ギャラリーにて
KEIKO KOMA Webサロン
府中の森芸術劇場どりーむホールにて
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NPO高麗 東北センターにて