台風を待って
今日になっても、あまり昨日とは変わらない天候に、ちょっと変な気がする。結局、台風の直撃はないのだろうか。まだ分からない。午後からが危ないというので、今のうちにやるべきことをやっておこうと思って、塾に来た。しかし、さっき、「先生はどこにいらっしゃるのかと思って、心配で」という受講生の女性から電話があった。5月に山で遭難したときのことが、余程驚きだったようだ。先日の六甲の山歩きのときも、「先生は、わざわざ危険なところに行こうとするからいけない。」という批判と心配の声が出ていた。ただ、わたしはかなり臆病だし、心配ばかりしている。危険なところに行きたいのではなく、一般コースはつまらないだけだ。多少無理して行動しないと、先が見えてこないからだ。さらに、「糞真面目」な生き方は、結局何かの奴隷になることのように思うからだ。「まじめさ」は好きであるが、それだけでは何も見えないから。台風の早め早めの避難を!と、TVのアナウンサーが教師のような顔をして叫んでいるが、どうも聞いていられない。何か事件事故を待ち望んでいる本性が見えて仕方ない.午後から『Think Clearly』を読もう。