古のかおり高句麗伝説
13日は自然すべてが高麗さんのお誕生日を祝福していたことを知り、自分も幸せな気持になりました。改めまして、お誕生日おめでどうございます。
13日の高句麗伝説では、高麗姓から分かれたと伺った八坂氏やその周りの方たちを想いました。いずれ「王を迎えるため」に八坂の地を整え暮らしていたことを想い、「王」とは好太王様のことか、それとも今この時の王の魂を持つお方のことかと考えました。八坂一族がいつからこの地に根付いたのか、年代的には噛み合わないかもしれないとも考えますが、歴代の王族が訪れいたいたことは間違いないのではないかと感じられました。しかし、皆が知っていた王の魂、いずれ人間の本質が現せる時代が訪れることを皆が心に道を作り繋いで下さったのだと感じ入ります。様々な詩の表現の中、ピアノが壮大な歴史の大ロマンを奏でていること、魂が蘇っていることを実感しました。アンコールのピアノがなり、「父」と詩が始まると、いつもはクラリネットの下りがこのピアノの音で表現されている驚きがありました。また聴き入るにつれ、一層に蘇っていらっしゃるようで明るい存在の温かさと揺るぎない高麗の精神がそのままに感じられ、喜びが内に咲くのがわかりました。そして、古より繋げてきた悲願がやっとなされることを表現下さり、感涙とともに感謝が溢れ出しておりました。表現下さり更に空間が変わり成されると強く感じられました。そして昨夜ではびわ湖の、またそれに繋がる歴史が清算されるコンサートに感じられた時がありました。しかし一昨夜とは打って変わった自分の状態があり、何とも心閉ざした、捻くれたものに身の内が覆われている感が拭えませんでした。自分は、知らない間に一人置いていかれる経験が少からずあったので、そう言う因子があることは認めておりました。恐らくびわ湖での歴史に関係しているのでしょう。どの詩の言葉も聴き入ろうとするのですが、芯が頑なで跳ね返っていたと思われます。ですが、明らかにびわ湖での歴史の表現とわかった時には、ひとつの悲しい歴史を全霊で解放下さっていると謝意が湧き上がりました。しかしながら、まだ頑なな甲羅はあるように感じられ、深すぎる暗闇の歴史が思われます。この歴史は自分含め多くの方が担っておりますので、ともに抜け出したいと強く思われるところです。恐らく世界中でも同じかもわかりません。昨夜は本当に大行事であったと感じられました。
八坂のカフェが一新しました。創立当初の神妙さが戻ったと言うより、更に神聖な空間と感じられます。静かにコーヒーを飲まれる外国の方をみて、海外の大聖堂での、足音が響いてしまうほど静かな神妙な空気感と重なりました。精神を伝える場は神聖な空間とわかりました。そこにあるには、神様に出会うくらいに神妙であろうと今感じます。
ありがとうございます。
田嶋利江子