古い殻を破る
2018年もあと9時間位となり、京都では高麗さんのビデオ講演会公開収録が本日開催されますことも、ありがとうございます。アップされた先生の創られた焼き物の写真から温もりが伝わり、新しい年をまもなく迎える慶び 生まれます。
やまと郡山の会場までの暗い道から開演まで落ち着かなかった奈良の高句麗伝説では、高麗さんのお着物姿の艶やかさ、えりかさんとの登場にいっぺんに明るくなりました。三本足烏(八咫烏)の詩から始まり、慧慈の詩など、その地でこそ語られる詩を表現される場に身を置かせて頂きました。終盤、会場にて頭が黒いということを感じました。
えりかさんの立っておられる姿に恥じないように生きないと申し訳ないことだけはわかり、どんな状況、環境であっても、終演後の高麗さんの笑顔と一緒におられるえりかさんの姿、全てを受けとめておられる先生のお姿が胸に残る高句麗伝説でした。御礼が遅くなり申し訳ありません。
今年は、嘘と世俗的ということを考える1年でした。世俗的の反対を調べると、超俗、超人的や気高いという表現があり、それは先生と高麗さんの生き方から伝わります。浮世離れしたという表現もあり、世俗というのは憂き世で生きていた事を考えると腑に落ちました。
年末の掃除で、もう消えることがないのかと感じていた傷痕の汚れが取れた時、取れないと思って事にあたると取れず、無心に事にあたると汚れも取れることを経験し、人間の汚れも諦めることなく浄化してくださる場へ身を運ぶ事の大切さが身に沁みました。
身の周りを整理して新しい年の始まり、京都へと向かいます。先生と高麗さんのとどまることのない新しい始まりを、いつも本当にありがとうございます。