KEIKO KOMA Webサロン

受講


 私の母は、カウンセリング講座・その後のアントレプレナー講座を受講しました。その中で、特徴的な事柄を書き出してみます。

 私の妹は東大卒で大企業に勤務する方と結婚しましたが、統合失調症ということで入退院をし、生まれた男の子は、私の父と母と同居する父の兄嫁で育てておりました。父が亡くなった後妹のご主人は、会社を退職し妹や子供と生活するようになりました。母は、この状況をなんとかしたいとカウンセリング講座を受講しました。受講最終日、先生がピアノを弾き終えると、娘さんは病気じゃないよ、と一言おっしゃてくれたそうです。妹家族がどこに住んでいるのかは定かではありませんが、たまに母のもとに妹から連絡があるようですが、妹は母の受講後、入院をすることはないようです。

 同居する父の兄嫁が全身の骨にがんができて、母が看病する日々が続き、母も限界に達していました。このときも、母はこの状況をなんとかしたいとカウンセリング講座受講後のアントレプレナー講座に行きました。当時父の兄嫁は、来る日も来る日も、強い薬で気持ちが悪く冷たい甘酒を口にするのが精いっぱいでした。いくら強い薬をたくさん飲んでも痛さがおさまることはなかったのです。最終的に11月11日に亡くなるのですが、講座最終日の8月12日の翌日からぴったり2か月間は、痛みがないので薬を飲まなくてよくなり、母の器や目で見て楽しむ手料理をおいしく食べていました。こんな日が来るのは夢のようでした。いよいよ意識がある最後、たまたま母と私と妻が枕元にいるときに、一言、みんななかよくね、と精いっぱいの力で伝えてくれたことが今でも心に残ります。

 この受講の最中、母の弟の息子の慶太郎に大変なことが起きました。彼は、大学を出て就職し結婚して1年位で異変がありました。4月1日に都内の大病院の無菌室に入れられ半年以内に半分の確率で死ぬと宣告されました。白血病のようでした。ご両親には、妹のことを含めた母の受講のこと等何度かお話をしましたが、いだきしんさんは世界的にご活躍される方なんだねーなどというだけで、息子さんをなんとかしようという感じがありませんでした。母には、授業前に書く紙に慶太郎の件を書いて欲しいと頼みました。5月か6月の授業の当日、先生は母の文章をお読みになって、お宅もいろいろ大変だねえ、と一言おっしゃってくださいました。結論からすると、9月にたまたま臍帯血の名医に出会い、その医師は慶太郎に向かって、君はまだ若いから助けてあげようというようなことをおっしゃって、12月に型の合うドナーがみつかり手術をしたところ、けろっと回復し、すぐに会社にもいっているとのことでした。

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比叡山工房にて-1
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8月6日
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高麗恵子スカイロケットセンターにてー2