十三夜

三鷹のコンサート翌日の朝は、明け方に寝たせいか恐ろしく寝坊をしました。ハッと目覚め時計を見たら7時45分、家を出るまで5分しかなく、ひたすら走るのみ。何とか9時ギリギリに会社に駆け込んだ昨日です。いつものようにがむしゃらになれず、ふっと社会不適合者と言葉が浮かびます。あまりにも疲れ果て、何も考えずに夜遅くスーパーで食べ物を買い、食べる事すらどうでもよく、ひたすら眠りたい。これが自滅につながるとヤケに自覚する夜、痛快な高麗さんのビデオ講演会での言葉が、カラカラと明るく心に響く夜でした。今日の明け方に見た夢は、更にリアルです。たくさんの人がそれぞれに一つ目を紙に書き、掲げて私に見せてくれるのです。何の目か口々に言いながら、私を見つめるたくさんの目。ハッと目覚めた時、不思議な感覚でした。気持ち悪い夢なのに、どうでもいい事だと妙にサバサバしているのです。三鷹のコンサート後は、今までにない現象が起こります。今夜の十三夜は綺麗です。眺めているだけで、カラカラと心が明るくなります。ありがとうございます。明日は担当医のご厚意で診療開始前に診て頂いた後、京都に向かいます。三鷹に続く迎賓館コンサート、然も特別な日であります。気をしっかり持ち向かいます。よろしくお願いいたします。