KEIKO KOMA Webサロン

北緯40度の地にて知性養われる喜び


コンサートが開催される今日も川面が光輝き、美しい日です。東北センターにて打ち合わせをしている時、国創りの風が吹き、ここに拠点を創った時に吹いていた風に触れ、生命躍動し会場に向かいました。開場になると、手に錐か槍で刺されたようにと表現したい痛みが走り、心臓まで刺してくるようで、貧血が起こりそうになり、急いで楽屋にて休みました。目を閉じ、調べると、理性の神と表現したい存在が錐や槍に見えました。黒い光を放ち、とても鋭利な刃物のような冷たい鋭さを感じ、何であるかをずっと考えました。

メッセージがとてもロマンチックで素晴らしく北緯40度の地であり宮沢賢治さんの地であるからこそ聞かせていただけるメッセージと感じ、とてもうれしいです。

「北緯40度を一巡して 宇宙に飛び立った銀河鉄道は」

どうなったのでしょうかとタイトルだけでわくわくし先を追いたくなります。

「北緯40度を一巡した銀河鉄道は、我々が時間と言っている時間に拘束されてさぞ苦しい思いをされたでしょう。宇宙から様々なはたらきかけはあるけれども我々の時間という厚い壁に閉ざされてその中で受け取らざるをえません。」のメッセージの意味を演奏中はずっと考えました。

「北緯40度を一巡しながら銀河鉄道はいろいろな場所にある停車場に天使達を降ろして次の宇宙の銀河にまだ乗降中の天使達を乗せて銀河に飛び立ちました。時間の壁をスルリと抜けて飛び立つ姿は未来の真を暗示しているので羨ましくもありますが、真の希望を得たよろこびがふつふつと湧きます。2ヶ月前に飛び立った銀河鉄道は今どこにいるのでしょう。天の川銀河の円盤のど真ん中にいるようです。2ヶ月前に示されたことは時間の壁を乗り越えること。ひたすら天使達は我々に寄り添うようにし伝えています。」

 

メッセージの意味を考えながらのコンサートでした。2ヶ月前に時間の壁を乗り越えることを示されたということを改めて思い出し2ヶ月振り返り考えました。先生のコンサートにて瞬間ですらもない世界を経験した時の衝撃が蘇ります。時間がないので、永遠もないのだということを生まれて初めてわかったのです。幼い頃から永遠の世界を求めて生きてきましたので、この経験は強い衝撃が起こりました。銀河鉄道は時間の壁をスルリと抜けたのですね。その飛び立つ姿を見てみたい気持ちが生まれます。先生の演奏をお聴きしていると私には銀河鉄道の存在が見え、感じる事が出来ます。初めて登場した時の体感も同時に蘇ります。目の前に銀河鉄道が現れ、発車する音までリアルに聞こえました。第一部で経験したことは、最初は何の意味もないことが頭に浮かぶ自分の状態を考えました。次第に雑念すらない状態を経験しました。空間はおおいなる存在の世界でした。おおいなる存在あらわる世界で生きれば雑念など浮かばず、雑念がうかぶ状態では思考停止となるとわかりました。故に思いつきや気分で動くことは実ることなく終わるということもよくわかります。この世がおおいなる存在あらわる空間となれば、いずれ思考停止となる頭の状態では生きていけないということをはっきりと体験しました。身を刺すように、襲ってきた理性の神のことも考えずにはおれませんでした。最後は消えていました。光に包まれていました。銀河鉄道は北緯40度を一巡したとのメッセージでしたので、高句麗の地もまわってきてくださったことがうれしく銀河鉄道から見るとどんなだったでしょうか、と想像することは楽しいことでした。一部が終わった時は全体はおおいなる存在となり会場の空間は大いなる存在となっていました。

第2部は「天使は寄り添う」

「天使には苦い思い出があります。あまりに一生懸命に人に寄り添いいつのまにか人間と同化し、サタンになってしまいました。善をし続けることの難しさです。物を作り物を使い、次々と文明社会を作り上げ、物に価値の中心を置き、尊い人間の生命は物に従属することになってしまいました。人が人を愛することすら時により物と物の関わりのようになってしまいます。天使がサタンになった所以でもあります。銀河鉄道から降り立った天使は天使のままでどのようにはたらくのでしょう。夢にも寓話と受け取らないでください。生命はつくれません」

天使の悲しみを身にしみ悲しみ、深いメッセージに内面深くを辿り先生の音を聴かせていただき、考えました。一部では銀河鉄道が人間を悲しみ、哀れと感じ涙していると感じていたのです。人間の悲しみ苦しみとひとつになりながら引き上げようとし、銀河鉄道を走らせ、停車場に停まり、天使達と共に人間の魂も乗せてくださっていると感じていました。先生のはたらきそのものと感謝し聴かせていただきました。天使の悲しみでもあったのだと第2部のメッセージを読み、感じました。あまりに一生懸命人に寄り添い、いつのまにかサタンになってしまったとは胸を突き刺す悲しみが走りました。私は「銀河鉄道から降り立った天使は天使のままにどのようにはたらくのでしょう」とのメッセージがずっと心にあり続けました。第一部でも時間の壁をスルリと抜けていった銀河鉄道の姿を見ました。時間の枠内にありながらも内面は宇宙と通じていることが経験でき、私もこの世の枠内で生きながらも内面は自由であり、無限な世界に通じ、時間をも越えていけると体感しました。天使はいつのまにか自分自身となり、どこまでも美しく澄んだ心で生きていれば、天使のままはたらいていけることがわかりました。次第に私は天使から大宇宙に通じる大きな木となっていました。大地からあらゆる養分を吸収しながら光が注がれ、大きな大きな光の木となっていました。「いだき」です。私が「いだき」になれば、この世で真の天使のはたらきができる喜びが生まれました。アンコールでは光の鳥となっていました。光の鳥は神の化身です。人間は本来の生命のままに生きれば神の化身ともなれる生命と感じ、深く感動します。先生のメッセージの締めくくり「生命はつくれません」が心に染みます。更にアンコールでは北緯40度のアリランと聞こえ、高句麗の地に居るようでした。高句麗魂は再び国を創りたいのだとわかります。2度と滅びずに人間が真の人間とし生きていける国を共に創りたく、いだきの活動を共にしてくれています。

コンサート中、理性とは神とは、天使とは、サタンとはを考えました。先生のコンサートは哲学的であります。先生が存在論や講座にてお話くださる哲学者や学者の書物を読めば先生の表現から感じることをもう少し正確な言葉に表していけるのだろうかと考えました。が、今経験していることは今わかれと言われているように感じ、昨日の応用コースにて人間は生まれつき知性が備わっているというお言葉を思い出し、生命の内を感じ、考えました。生命の内にある本質的な生命の道を辿ると、人間の本質を辿っていけるのです。表層にある意識や感覚とはまるで違う世界です。私はこの世界で感じ、考えることが「生きている」と感じ、とても豊かで充実感に包まれます。今日もこの世界で先生の音を聴かせていただくと、神の世界、サタンが見えてきました。自分でわかっていけることの喜びは、何にも代えられない喜びです。最近は先生の講座、コンサートで知性をわかるようになり、考える事、わかることの喜びは生きる力になると実感しています。この経験は世界中の人と共にしたい経験です。

夜空には闇をも包み込む大きな光の世界が現れています。闇の中でも自由に飛ぶ鳥が見えます。私も闇の世であっても自由に動き、光の世界を創っていける力が湧いてきます。その在り方は今日のコンサートにて銀河鉄道と天使から教えていただきました。ありがとうございます。

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