北の国
仙台へも通うようになり、四季をとおしていつも寒くてしかたなかったのですが、この度はあたたかく、コンサートの一席に座らせていただきました。メッセージがよくわからず、はじまりましたが、ピアノの音色が今までの仙台のピアノの音色とは全くちがうように感じられ、いのちのまん中の空洞にすうっと入ってきて、それからはただただ、ずーっときいていたいと感じました。沢山の人といっしょにきけるようになっていきたいです。盛岡へはバスで移動しました。窓の外をただずっとみていると、一面の雪景色のなか、ぽつりぽつり家がみえた時、あの素晴らしい音が生まれたこと、先生と高麗恵子さんが日本にいらっしゃることを、待っている人があって、待っている人のところへ辿りつけるようになりたい気持ちです。
盛岡につくと、ぴーんとした寒さが胸の奥にも、頭の隅々までにも気持ちよく、山々に空に雲に木々に河に…お礼をし、また今年もこれたことに感謝いたします。
東北センターについて、高麗恵子さんが創られた新作のヴェネチアンネックレスをひとつひとつ並べさせていただきました。
新しい光を宿した一人一人が表にあらわれたようにすごくて、一人一人がどんだけ大切で尊いか、いのちにしみていました。
仙台コンサートの時には、新作を身につけていらした方のネックレスと一体の透明なほどに澄んだ光におもわずすいよせられました。
応用コースがはじまり、北の国の木目の美しいピアノはあまりに優しい音色で、共にいてくださること、歩めること、ありがとうございます。
お話しのなかで、イエスさまの話された言葉をお話しくださった時、見えないその場面にいるようで、言葉の空気がまるで違うことを感じました。そして、高麗恵子さんのビデオ講演会にて、高麗さんのお腹の底は世界中の人につながっていて、世界を変える愛の戦略が生まれているのをしりました。身体のなかから、どう動いていくかがわかっていくなんて、すごいっと、うれしくてたまりませんでした。
東京へ戻り店を開けると、高麗恵子さんのマーブリング和紙に魅かれたかたがいらっしゃり、自分のエステサロンでみなさんにみていただきたいと、和紙をおもとめくださいました。
春のきよらかな水の流れを感じる一枚でした。
尊い日々をありがとうございます。