出逢いの音

昨日は仙台電力ホールにていだきしん先生コンサートに参加させて頂きありがとうございます。いだきしん先生、高麗恵子さん、いだきの皆様との出逢いや最近お会いした方々との「であい」をおもう第一部コンサートメッセージ「出逢い」でした。『「出逢い」なくして何事も成しえません。一生涯どころか未来ある人類史を築く上で、最も重要なポイントです。』のメッセージから、今の時代にいだきに出逢っている奇跡をしります。『類義語でいう「一期一会」すなわち人との「出逢い」や物事を行う機会は生涯で一度きりであり、二度と同じ機会は訪れないということが「出逢い」の本意です。』のメッセージを受けて、日常に出逢っている方々へのいだきのお伝えも二度と同じ機会は訪れないと自分の生き方や伝え方を問いました。いのちの声、本音を分かり存在表す生き方はどなた様の生命を犠牲にすることもなく愛に生きられる社会を実現していく生き方を正しく伝えていきたいです。ピアノの第一音はじまり奏でられる「出逢い」のピアノの音はこんなにも深く艶やかと胸に沁みいり感動しました。仙をおもう遥かの山並みの景色みえ、果てない上界の空気にいだかれ最高に幸せでした。つづくご演奏は、色とりどりの織りなす糸のように鮮やかに感じる様々なピアノの音に出逢いの様相、輝きを感じ豊かな気持ちになりました。

第二部「科戸の風」
「しなと」とは風の吹き起こる所、特に罪や穢れを吹き祓ってくれる風のことです。風の神を「科戸辺」といい「戸辺」は女性の神であると考えられています。罪や穢れを吹き飛ばす風は今日は吹くでしょうか。
麗らかな場で愛が生まれます。

とのメッセージで、初めて「科戸の風」を知りました。言葉のちから、メッセージをお聴きするだけで生命に伝わってくるちからを感じました。重低音の音はお祓いかと感じる第二部はじまりの音でした。次第に迫力を増し吹き飛ばされそうな大迫力で荘厳な音からは、聳え立つ岩山の山頂に吹く強い風、人智を超えた大自然の風景がみえました。つづくご演奏には壮大な大空に吹く風を感じ、どこまでも澄んで消えていく最後の一音は感動の極みでした。アンコールでは愛の海でゆらゆらと癒されて抱かれているような幸せを体感しました。仙台での尊い愛の場を経験させて頂きありがとうございます。

西裏玲