再出発

風のホール ライブ、ひとりぼっちの哀しみ。切々と、時に、声を張りあげ、ここにあることを、存在を告げる。光駆け抜けていく。きりりと美しい空間。華やぎ、水の流れ感じる。潔い美しさ。玉のような光たちにより清められ正されていく。広がり生まれ、のびやかに飛び立つ体感。大空に舞う。中心を求め奥へ奥へと向かう。ただ、そこにある世界。なにも無い世界。静かに満ちる世界、ただそこにある。光あらわれ出る。大きく静かな存在。目覚めよ、目覚めよ、と鐘鳴る。　　　水のように染み入る音、時に、叩き起こされる音。速度増し動く水。宇宙空間に飛翔する水。輝き纏い存在をより露にする。澄んでどこまでも美しく静かに華やぐ。豊かさに満ちる。昇華していく。潤いの歌声響く。立ち返れと響く音。心の故郷へと。頬濡らさぬ涙、眼から泉のごとくにあふれでる。立ちあがる音。過去も共にある。白き花の香り。澄み渡る青空みる。再び、目覚めよと、バシバシ叩かれているよう、やさしい諭すような音にかわり、内面に強く響いてくる。清々しく爽やかな風吹く。　　目を閉じ手拍子するうち、ほのぼのとする光感じる。ホームなのかと浮ぶ。ありがとうございます。