円満
わけもわからない胸のドキドキに驚きなのか不安なのか期待なのかを感じ、そうだ、先生のコーヒーをいただこうと、新円満コーヒーを開きました。そこにいたお豆さんたちは、大きな粒、小さな粒、コロンとしている、平たい、色も様々に一斉にこちらを見上げているようでした。わーいという声が聞こえるようで見ているだけで楽しくなりました。これが円満。人間こうなれるんだなと方向性を示してくださっているような一杯です。こうしてお豆さんの一粒一粒のように世界にはいだきを待っている兆しと、確実に変わっている「時」を感じます。言葉が通じなくとも通じる何か。魂のネットワークはいだきに向かっている。祈り。後藤美香