内面

一昨日からになりますが、高麗屋さんにて幻のコグリョカフェを、そしてロームシアターにて先生のコンサートを、心よりありがとうございました。幻のコグリョカフェにて始まる前に高麗さんが淹れて下さったコーヒーがあまりに美味しく、麗しく、京都高麗屋さんにていただくKOMAGESHAコーヒーの素晴らしさに感動しました。美味しいコーヒーとスイーツをいただきながら、高麗さんは生命の光景、魂の光景を詠んでくださり、世にない奇跡のカフェです。しかしながら、いわゆる飲食の枠を超えて、内面、生命豊かな経験が中心にある文化的カフェに人が集うことは次世代に受け継がれるべきとても重要な場とわかり、形は変われど、文化が発祥し続いていくはじまりと感じました。
コンサートでは身体がほぐれにほぐれ、コンサートが終わる頃には、何かから一気に解放されたことはわかり、大変身軽に、また身体の中心から手先足先までポカポカに温かくなりました。後から、包摂された状態を壊して頂いたのだと感じる場面がありました。首の後ろから後頭部にかけての苦しさは、包摂された状態で発する自らの言葉によってがっちりと固めていってしまったと感覚的にわかりましたが、どうしたらよいのかと瞬間感じてしまいました。自分では丁寧に話しているつもりですし、気持ちよく接することを心がけたり、改善していると思っていたからです。しかしハッとしましたのは、良くしようとする基準が自分の外にあり、例えば人にどう見られるかや、評価されるかといったように、自分の内からではないのです。だから、やればやるだけ疲弊してしまうことがあるのだと気づかせていただきました。自分にとり大きな経験でした。
続く昨日の存在論にも参加させて頂き、状況をどう理解し、立場も含め、判断決断していくことを教えて頂きました。いつもながら先生には感謝よりございませんが、自分には本当に必要なご講座でありました。私は間違いを犯してきて、違いをはっきりわからずに来てしまったことが、コンサートの経験からも繋がる、周りがどうか見てしまう事と、状況をよくわかり動くことです。欠けていたのは内面の動きを中心に動くことで、意識が先行する時、見て動きが遅く隙にもなります。内面は全体に反応して、同時です。だからこそ、日頃から余計な思いは整理して綺麗にしておかないと、いざという時に過ぎり様々な場面に表れます。つまり、これから鍛えていくことは、その瞬間のことを反省し、パターンのように記憶していく真逆の生きた方はやめて、日々の整理することと考えます。
新年の日々はまだ3日ですが、時間では測れない途轍もなく深い経験続きです。必ず活かす一年に致します。
先生、高麗さん、心よりありがとうございます。