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八風の教え


要玄寺川遡行

昨日、少し散歩をしようと思って、家(神戸市東灘区深江)の近くの要玄寺川を上流に向かって歩き出す。国道2号線や東海道本線などに遮られ、たびたび迂回しなければならなかったが、なんと「要玄寺」という寺が実在したことに驚く。そして、その寺の前の看板に、「日蓮上人の八風の教え」が書かれてあって、なにかそれが心に染みたのだ。
「利・衰・毀・誉・称・誹・苦・楽」の風に吹き飛ばされないように!
(うるおい・おとろえ・やぶれ・ほまれ・たたえ・そしり・くるしみ。たのしみ)

わたしは、いつもこれらの風にもてあそばれているなあ、と感じながら、山へ向かって歩いていくと、川は次第に渓流になり、権現谷という渓谷になってくる。何年か前、この谷を詰めて、道を失い、進退窮まったことがあったが、今日は大丈夫と、勝手に決め込み、ダムを越え、踏み後を辿っていくと、果たしてまた進退窮まってしまった。八風を越えたかったのかもしれないが、自分の軽率を思い知る。1時間くらい格闘して、やっと右手の尾根に登り切り、道を得たが、茨であちこちすり傷だらけになってしまう。生徒に話したら、「山きちがい」と言われた。だが、自分では、まだまだ苦境を乗り越えられると自信を強めた。

(報告)コンサートに参加した双子の姉妹が、塾に来て、とてもにこやかにしているので安心した。「体が楽になったせいか、その夜は、ほんとうに熟睡できました!」(いつもは浅い眠りしかできなかったそうだが)と喜んでいました。まず、わたしが全うに生きて、彼女たちを大事に見守っていきたいと思います。

 

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マドリード ギャラリーより
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多賀城市文化センターにて
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三鷹市芸術文化センター風のホールにて−3