八月の終わりに
今日で8月が終わります。不意に突然、「このままで終わらせるのか」と、内なる声が聞こえました。焦っているとか、そんなものではありません。それは根底から揺るがす声として、身が震えます。禊の経験をさせて頂いた三鷹コンサートから今日に至るまで、まるで今までと違ってしまいました。季節は夏から秋へと刻々と変化し、風が、空間が変わりました。確実にある何かに向かっています。にも関わらず、日々いつの間にか流されるように終わっていくことに、今までにない気持ちとなります。透明な秋の光が何もかも素通しに映し出すように、姿勢、態度、言葉、あらゆるものにあるがまま反映します。仕事が一番分かりやすい形となって現れます。仕切り直します。