光の水面

アントレプレヌールサロンにて、先生が仰る言葉一つ一つが私の身体の中に打ち込まれるように響き渡りました。講座が終わった後、お濠の木に飾られた光が水面に輝き映る様を眺めていました。ゆらゆらと揺れ動く光景は、吸い込まれるように美しいのですが、少し位置を変えて見ると何もなく黒い水面と変わります。ほんの少しの角度で、まるで異なる光景を見ていたら、現が何なのか、どれが真の姿なのか、ゆらゆらと揺れては消える水面の光が不思議なものに見えます。しっかりと真か否か、見極めて生きなくてはならぬと強い確かなものが生まれます。今朝は、「全い　白」のコーヒーをいただきました。一口飲んだだけで、まるで光の生き物が私の身体の中に飛び込んできたかのような体感に驚きました。その光は、私の身体を修復してくださっているかのように、勢いよく流れ動いていきます。ありがたいことだと感謝しながら、会社に向かいました。意識していなかったのですが、今日の動きは今までとまるで違います。頭で考えるより先に身体が動き、話しかけ、決断しているのです。この勢いのスピードで、どんどん進んでいきます。夜、会社を出たら嬉しいお知らせを頂きました。京都の高句麗伝説コンサートに参加させて頂ける内容を見た瞬間、思わず手を合わせ、心から「ありがとうございます」と涙ぐみお礼を申し上げました。今回は自分の迂闊さによりキャンセル待ちとなりましたが、もし今まで通り予めチケットを手にしていたら、ここまでの経験はなかったと気づきます。何も考えずにいたことを考えると、当たり前のことなんて何一つないのだと、これほどまでに強く感じたことはありません。感謝する事ばかりの今、本当にありがたいと頭を下げる連続です。ありがとうございます。