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光の杭


北京高句麗伝説の上映会は本当に特別な機会でした。出会いの1日の琵琶湖のほとりで 初めて 北京の高句麗伝説を観させていただき、まるで渦を巻くように空間が回転し、マーブリングのように混ざり合う 何かを感じ、誰も信じてはなりませぬと声がしたことが気にかかっていました。その場面は紛れもなく最後の詩の場面でした。
その直前の東明王様の詩は私が最も 躍動すると感じている音楽で魂が内から躍動し、体中が光満ちるような体感でした。その直後最後の詩の 先生のピアノが流れると、天からの光が身を貫くようにまっすぐに心臓を直撃しました。ものすごい圧力で殻をぶち破られた感覚でした。終わった後の高麗さんの言葉から、心臓の音 と聞き、とても腑に落ちました。

私の母は満州で生まれたと母が亡くなった後に知りました。その時 祖父は満州で公安だったこともそのずっと後に知りました。亡き母の写るセピア色に染まる 写真からは広大な大地が見え、たくさんの満州の方々も一緒に暮らしていた暮らしがみえました。
亡命した高句麗の方々が 日本の地に受け入れられたように、私の祖先も満州の地で生きたのだろうかと 昨日の 高句麗伝説を経験して感じられてなりませんでした。

また誰かを信じる…ということが怖い背景には、やはり自分のルーツが関係しているのかと思うと同時に、中国とのご縁の方々のどことなく 強く感じる 身内 意識は、この歴史的背景に起因しているように感じられました。
内面 ひとつの国創り、帰りにお話しした 受講生の方がおっしゃったように、五女山で暮らしていたような高麗屋さんでの経験がこれから必要と、国境などいらないと改めて感じてなりませんでした。

毎回言葉での表現が全然上達せず申し訳なく感じ、場を共有し聞いてくださった方々 本当にありがとうございました。

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