光の時

会場でのビデオ講演会から 高句麗伝説コンサートを経て 当日夜のヴォイス講演会、そして翌日の いだきしん先生と高麗さん対談、その後のヴォイス講演会。たくさんの御言葉、御話を本当にありがとうございます。13日の「高句麗伝説」で何が起きたのか。あまりに初めての衝撃の体験で、自分は 先生と高麗さんの御話がなかったら 只々呆然とその後を過ごしていたと思います。とりわけ 「高句麗伝説」音創りの貴重な御話を、直後である翌日に先生御本人の御声で伺えるなんて…。どれだけ恵まれているかと身に染みました。自然を称え その空気を表そうとしてきた音楽家の方は、過去も今もたくさんいらっしゃいます。鑑賞するという意味では 素晴らしい表現の方々に、子供の頃から自分は憧れてきました。でも、自然そのものと会場にいる一人一人の心身が丸ごと交ざり合い、そして王様や 過去生きてきた高潔な人々の魂とその場で出会えることなど、いだきしん先生の下でなければ誰も経験できない。対談の御話をお聴きし、そう感じ入り「高句麗伝説」当日の五女山を正に追体験しました。頭の記憶ではなく先生の音が身体には染み刻まれている…と、対談の御話を拝聴した後 体調に変化訪れ驚いています。
昨日「高句麗伝説」翌日は、かつて親しくさせていただき つい先日までメールのやり取りをしていた某方の、突然の訃報に動揺し何もできないような状態になりかけていました。その方の御姿、ライフスタイルは型に嵌まらず自由。何方の眼にもそう映りそう言われてきた方でしたが、管理された某大組織の枠内で どれだけ自由に見えても、真の生命の救済はされないことを その方の死で知りました。作られた今迄の世の枠内で使われ生きるのではなく、一から生命のまま生き働く IDAKIの生き方を先生と高麗さんに教えていただいているから、気付き、自らがこれからどう生きるのかが判る。真の生き方を教えていただけて、感謝と涙溢れています。

外さず ごまかさず
要 ど真中で生きる生命
世界の要となり
新しい世界 創造

昨年末月の 幻のKogryo Cafe で高麗さんに書いていただいた詩です。高麗さんが最近 講演会でパリの御話をされる度、作品展会場の前で皆で呼び込みした光景、パリのお客様が会場を出る時 皆様生き生きとされていた様子、ビストロの食事が美味しかったこと…等々 昨日のことのように想い出され「新しい世界の創造」第２歩目を今年は歩んでいくことを想像し、胸高まっています。光の時、これから。
真にありがとうございます。
岩村ゆかり