光がひろがっていく

いだきしん先生といる時間は、あっというまで、本当にあっというまで、一人一人が明るくなって湿気を含んでいるような重さも濁りも、散らかっているゴミ屑も、きづくと消えていて、球体の奥から全部に光が広がっていくように空間が綺麗になっていきます。山の家にかえり家族とご飯を食べているときも、愛麗花ちゃんと高麗恵子さんのお手伝いで、マーブリングをみんなでしているときも、「ねぇねぇ、楽しかったね。」とだれかと(山に生息している生き物たちとも)いいあえそうな「楽しかった」があって、ふと、世界中は…心は…、ひとつになれる…そういう未来の方向を実感しています。人類史上なかった事態があり、人類史上なかったはたらきに出会えて、新たな動きをしていきます。
あのマーブリングの日、愛麗花ちゃんと高麗恵子さんが染め場にあらわれる直前、森に光がさし、鮮明な虹がかかったように、自然に祝福される人間の存在の美しいことを経験しました。講座の2日目のお一人お一人の、発生した瞬間の音の、この上なく綺麗な音は、今も身体にあります。真に綺麗な音がたくさん集まったら、綺麗なことにしかならないとわかります。
高麗恵子さんがいだきしん先生に出会えた日のコンサートに身を置かせていただけますこと、心からありがとうございます。
本日のコンサートも、どうぞよろしくお願いいたします。