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先生の徹底した探求心


この先まだまだ続くといわれるウィズコロナ社会をどう生きるかは1年余り続いた謹慎生活でいよいよ人々の我慢の限界も越えています。同時に日本社会のトップ層の混乱が相次ぎ、ONEチームとは程遠い政権の姿が丸見えとなりました。この混迷する日本社会にあって、軸を定めて身体の力を抜き、柔軟に生き抜くには 全体の存在であられる いだきしん先生のお力が益々求められていく時と見えます。

無限のようにいるウィルスと、細菌類や微生物が人間の身体に与える影響などについてのことを詳しく伺いますと、人間の体内の活動状態のことやウィルス問題が社会に影響を与える社会病理学的な分析の一つ一つも自分で考えるための貴重なヒントとなり、「全体で一つ」との生き方に直結します。潜在意識のことも講座等で何度も学んできましたが、連続コンサートと様々な切り口から伝えていただいたコンサートメッセージを経てお話もよくわかるようになってきました。コンサートでは潜在意識から次々と生まれるエネルギーがあり、私たちは先生と同時に経験させていただいているのに、顕在意識の表現ではその経験は「過去」になり幻想となり、時間差が生じるとわかりやすくお話しいただきました。先生はエネルギーに満ちているこの状態をしょっちゅうそのままに人がわかるようにならないかと探求しておられ、それで前の対談で、ピアノがもっと上手く弾けないかとのお話になったとのことでした。

私自身は自分が鈍いからこれだけ先生が連続コンサートをしてくださってもそのまま受け入れて、そのまま言葉で表現することがなかなかできないと自省していますが、先生の徹底した探求心のお話に本日も大変驚くと共に心底感動致しました。プーシキンが新しいロシア語をつくり、ドストエフスキーがそのお陰で自分の作品が書けたというお話も凄いですが、プーシキンが決闘をして30代で亡くなったのも人間のスケールというか狂気に近い強烈な魂のあり方に「生きる」ことの深さを考えます。半端は何事も成らないとは常にお聞きしていますが「生きる」神髄を本日も高麗さんとの対談で楽しく学ばせていただきました。毎日ありがとうございます。

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