使命
シリア上映会、コンサートをありがとうございました。
前回も直視することが苦しく、目を背けてしまった場面もあり、今回も現実であるという言葉を聞くとなお一層耐えられないと感じる場面も多くありました。だからこそ余所事にせずきちんと受け止める、それがせめてもの礼儀、そしてはじまりなのだと感じました。
シリア大使の瞳が真っ直ぐで透明で、使命という言葉を改めて考えました。自らの命をどこに使うのか…。私はやはり誰かに魂をを売ることはしたくないと、それはたとえ命があっても死んでいるようなものだと心の奥からの叫びがありました。
愛がわかればわかるほどに、どこか抜け殻のように中身を失って生きてきたことに気付きます。この生であり性であるいのちから生まれるものがあるからこそ、生きていることの喜びや意味がある、分かち合う人生の豊かさがある、改めて起きる現象からも本当に大切なものは何かを突きつけられます。
あっという間に感じたコンサートの愛の音、本質的な源へと向かいます。人間の本質は愛であると気付きますように…と。涙よりない京都での経験をありがとうございました。