作り作られた望み

幻のコグリョカフェ、京都コンサートに参加させていただき、ありがとうございます。

東京から京都へ移動する新幹線の中で、子供が泣いていました。久しぶりです。（緊急事態宣言の時には、子供はほとんど乗っていませんでした。）その時に、子供は何故泣いているんだろう？と考え始めて、人はなぜ苦しむのか？と。苦しいことってなんだろうか？お腹が減ったり、暑かったり、寒かったりすると不快です。病気になると、身体が苦しかったり、痛かったり。それ以外に、何があるんだろう？苦しいと感じる必要があるんだろうか？と考えながら幻のコグリョカフェに行きました。

とても綺麗な紫陽花のようなスイーツと、スペシャルコーヒー。美味しくて幸せです。そして、高麗さんが内面を詩に現して下さいます。自分の内面なのに自分ではわからないことは、おかしなことです。「作り作られた望み　崩壊し　これからが真の望み　実現へと」と書いて下さいました。今まで望んでいると思っていたことは崩壊したんだ、とは理解しました。しかもそれは作り作られた望みだった。作り物の望みなんてつまらない望みです。全く新しく真の望みを実現していくのだと。明らかに新しく生きる時です。

コンサートのメッセージは、お聞きした時は良くわからず、高麗さんの書き込みで、何度も読ませていただきました。「揺るぎない幸せ」とは、すごいことです。途中、あれ？これはピアノの音？と弦楽器のように感じた場面があり、不思議でした。最後まで気が抜けないような空気の全ての演奏が終わり、とてもクリアな身体になりました。部屋に帰って、高麗さんのビデオ講演会をお聞きし、親が子供を思い通りにするというお話を聞き、「思い通りにならない」という気持ちを持つこと自体が変なんだと良くわかりました。思い通りとは、過去の感じがします。何かしら頭で描いたこと。未来の情報は、コンサートで生命がキャッチします。未来をより良くするための生命です。何も予定通りにも、思い通りにもなりません。二部のメッセージで「男女の愛がこれら全てを証明します」とありました。驚きました。コンサートメッセージで宣言なされた時は、始まりです。世界が変わる宣言です。

夜は、雷が鳴っていました。空が大きな声で、変化を告げています。昼は御池通りに右翼の街宣車がスピーカーで怒鳴っていました。とても時代遅れな感じがしました。人を思い通りにしたいと思わなければ、暴力で脅す必要も無くなります。人と人は助け合って生きていければ良いだけです。胸が開き、たくさん空気が吸えるような体感です。ありがとうございます。