何も無い心のままに･･

3月2日 いだき始まりの日のコンサートに参加させて頂きまして、ありがとうございました。
初めは、なかなか先生の音の中に入って行けなくて戸惑いました。ある瞬間から音がどっと体の中に流れ込んできて、胸が大きく広がり、とても自由を感じて羽ばたくようでした。今までどれほど沢山の枠のなかで縮こまって生きていたのだろうか、どれほど胸が苦しくて生きていたのに、鈍らされ、それすら気づかず生きてきたのだろうか・・と、逆によく分かるのでした。広い広い自由を感じ、深々と息が出来ることが心から嬉しかったです。
枠の中で体を折りたたむようにし、身動きが取れなかった状態が、いつしか、目の前に何も無くなり、何も無い心のままに身体を思いっきり伸ばし、どんどん先へ進むだけ・・という、それは人間本来の在り方、生きる喜びを取り戻す尊い経験を頂きました。

今も、胸の中に沢山あった固い枠が無くなっていることを感じます。
何も無いことは、やさしいです。そして、その中心にあるのは愛です。これから、自分が何かを作ったり行動したり人と係わったり･･･、自ら動くことは全て、愛が広がって行くことです。何にも邪魔されず、愛をそのまま表現できて広がって、そういう人間一人一人の動きから、新しく世界平和が実現して行く･･と見えました。3月2日、記念すべきこの日から、世界は全く新しい次元に上昇し、新しい時代を生きることが始まったと実感します。

ウクライナの方達が、お花を頂いてとても喜んでおられる写真を拝見しました。また、花あふれるご自宅のお庭の写真も拝見しまして、頂いたお花がご自宅にもあったお花で、その香りを懐かしんでおられた･･との高麗さんの文章に、胸が締めつけられる気持ちになりました。
ロシアとウクライナの戦争が一日も早く終結しますように、愛の光がたくさん届いて広がって行きますように、心から祈らせて頂きます。