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伊達政宗と東日本大震災


大変刺激的で発想が大きく広がるヴォイス対談のひとときをありがとうございました。伊達政宗は私も昔から大好きな武将ですし、対談で話題になった昨日のNHKの番組は見てませんが、NHK大河ドラマの「独眼竜政宗」で、勝新太郎さん演じる秀吉と初めて接見する青年政宗(渡辺謙さん)の緊迫のシーンが強烈に印象に残っています。

「東日本大震災」に匹敵する1611年の大地震での塩害から逆に塩づくりという新産業を興し、さらに塩害で田畑を失ったことから、新田を開発しササニシキを作り、米と塩を生かしていった政宗の大胆な発想に学ぶことは多いです。後で知ると大変シンプルですが、当時の政宗の傑出した発想力と逞ましい行動力を感じます。さらにスペインとの貿易を発想し、石巻から向かっていった動きなどは豊かな知恵に溢れ、スペインの王になろうとした太閤秀吉とは立場は違えども、当時の世界情勢を冷静に分析、把握し、東北の民のために前へ前へ進んだ熱い情動を感じました。

そして政宗の話から現代の東日本大震災で何をすべきかを考えられる先生の探求のプロセスをワクワクしながら伺いました。対談はいつもながら想定を越えて意外なお話に!! 先生のお考えを質問された高麗さんに、先生はとにかくピアノを上手になること、そのためには何をすれば良いか?を考えているとのお話に展開しました。世界を変えるための大胆な発想がいっぱい凝縮してのことでしょうし、我々には窺い知れない事が山ほどあってのお話と推察しますが、ワクワク感が一気に増幅されていきました。

ピアノ一台で世界を動かすには?を考え続けておられる先生のことを知ったら秀吉や政宗はどうするだろう?と思いますし、もしかしたらすでにお二人も先生と動き始めたのでは?と楽しく想像をめぐらしました。この期間は自分自身も今後東北でどう動くかを考え続けている中で、今日の政宗と東日本大震災のお話はもちろんのことですが、毎日のヴォイス対談に日々大きなヒントをいただいています。毎日ありがとうございます。

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