仙台コンサート

繊細でダイナミックな音はどこまでも広がり、体感はすでに地上にいないことは明らかでした。宇宙といっていいのか、月に近いところにいて、自由に動き回ることは心地よくも”地上の身体のままでは重すぎる”と感じ、このままではいけないと深くわかる経験でした。
地平線から昇る光に出会い、自分のいる場所はどこかと考えました。
内面はどこまでも深く広く、まだこんなところにも開いていない扉があったのかと感じるほど、繊細で緻密な音は隅々まで届き、豊かさに満たされました。

せっかくの経験を半端にし、炙り出る自分の状態を受け止めきれずに自暴自棄になり、散々、人にも迷惑をかけて生きてきました。変わったように自分を律し、ちゃんと人と共にいて生きるのが礼儀と心し、生きあらためます。

8年前の9月は、ちょうど受講した年でありました。
東北の地、宮城・仙台にて迎えた
新たな機会に感謝いたします。


ありがとうございます。