KEIKO KOMA Webサロン

仙台にて


仙台に到着し、駅前から空を見上げて思わず息をのみました。真正面の通りの真上に、見たことのない新しい生命体のような雲がひとつ、浮かんでいました。周りの方たちも、空を見上げながら私のように写真を撮る人、驚いて口を開けている人等様々です。その雲に向かって会場へと歩きながら、先程の新幹線からの光景といい、只事ならぬコンサートだと今、仙台を歩いていることに感謝しました。

第一部「天生」高麗さんの第一声にゾクッとしました。更に第一音から、頭の皮一枚丸ごと鳥肌が立ち、全身に広がる体感を、どう表現すればいいのでしょう。全身の皮が剥がれるかのようです。やがて気づけば、例えようのない美しい世界に包まれていました。様々な美しい彩りは、先程の天空のように豊かです。この幸せの中にずっといたいと願う第一部が終わりました。第二部は「天生の愛」です。母なる子宮の中にいました。何も見えない真っ暗な世界です。それなのに暗闇の不安も恐怖もなく、あんしんして伸び伸びと身を委ねている、この空間は何かと考えていました。宇宙でした。「女性の子宮は宇宙と通ずるよろこびがある」と、ジェンダーで仰った先生の言葉を、今書きながら思い出しました。だから、子を宿す力が女性にあるのですね。コンサートの中で子宮の真っ暗な世界は、暗闇とはまるで違うのはなぜかと問うていました。「天生の愛」を思い出し、元は闇も愛であり一つだったのだと分かると全身があたたかくなりました。「源は一つ、愛」高麗さんの言葉が蘇ります。同時に、先生のピアノがいのちの音を奏でているのが聴こえてきます。全身全霊、すべてが一つとなって奏でるいのちの音です。身が震える程、一つとなってこの場に居ること、いのちの選択はすごいとしか言いようがありません。この経験を、ありがとうございます。

KEIKO KOMA Webサロン
美しい夜空の下で
KEIKO KOMA Webサロン
高麗さんと行商CAR
KEIKO KOMA Webサロン
再び平和祈念公園に