KEIKO KOMA Webサロン

今日も色々


ホテルに帰り、このサロンをひらくと、先生や他の方が写真をたくさんアップしてくださっており、皆様がおっしゃるように実況中継のようだと感じ、一日の流れを辿りました。写真に写る私は笑顔であることにほっとします。朝から、思いや人情絡みで動くとこのように重荷を背負うことになると身をもってわかり、たった一度の人生の時間が身にしみわかる後悔をし、立て直しをし、またはじめ。。。を繰り返していたら、いくつ生命があっても足りなくなってしまう。。。と今後は真の意味で先を作り、進むことをせねば生きていけないと思い知りました。設営とドキュメンタリービデオ撮影兼お掃除やお手伝いに来てくれた仲間にも、何より、先生の貴重な尊い時間をこのようなことで使ってしまい、大変申し訳ない気持ちで、今日もホテルからギャラリーまでの寒い道をてくてくと歩きました。ギャラリーが入るビルに入れば、すでに顔見知りの方が増えています。皆様笑顔で挨拶をしてくださいます。ご挨拶に行くと、はじめは硬い表情ですが、エレナさんが緊張して何も話せないと笑っています。が、次第に親しげな笑顔で会話がはじまります。後悔だけで行うことの罪をも感じ、気持ち良くお客様をお迎えすることに徹していかねば人間ではないと気づかせていただき、スタートしました。名誉ピアニストの方や知り合いになったギャラリーをしているご夫婦、弁護士さんや通訳の方等、この地で知り合いになった方々が駆けつけてくださり、とてもうれしく感じました。同時に、それこそ色々な方と一緒に写真を撮ったり、ハグされることが多く、体が苦しくなってしまいます。エレナさんは、こうまさんは人気があるから疲れるね、と笑いながらいたわってくださいましたが、かなりしんどくて最後は笑えない状態でした。私はひとつも販売するものがないオープンは意味をなさないと考えていました。現地の方の慣習に則りさせていただきましたが、食べ物や飲み物をお出しすることも虚しく感じ、最後には自分がやりたいようにすることの重要なことを身にしみわかりました。次のオープンは何もしないことにしました。土地の慣習であっても、同じにすることはないと考えられる経験となり、心の何処かでほっとしています。今日も、優秀な弁護士さんやいつもの通訳の方は、何かを召し上がることもなく、真剣に私の作品を見、書いたものを読んでくれていました。作品ややっていることに関心をもってくださる方がお客様と教えていただきました。

こちらで一緒にやってくださる方との夕食の時の最後に先生がとても大切なお話をしてくださり、わだかまりもしこりも消えていきました。それは私はいだきを始める前にピアノの営業でナンバーワンであったということから仕事をすることの意味、人間とし生きることの意味がすべてわかるお話だったのです。やっと一日の疲れと胃の痛みがとれ、ゼロスタートという状態になれました。

ここには先生の音や私の作品を見、鳥肌が立つ人が多いです。このような時、希望を感じます。先生のお写真の実況中継がありますので、今日はここで失礼します。ありがとうございます。

KEIKO KOMA Webサロン
三鷹市芸術文化センター 風のホールにて
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盛岡市民文化ホール 大ホールにて
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清流