今を生きる

新春の出会いの一日、八坂にご挨拶も出来、満ち足りた新春の時となりました。恒例となったロームシアターの懐かしさ、華やぎに心に春風が吹いています。

先日の北京の上映会から、北京にお住まいだったご夫妻と話す機会がありました。その後もう一人中国のことを知る方と話す機会があり、その方が寝首をかかれる…と仰ったのを聞いて、まさにあの北京の馬頭琴からの音色から渦をまいた世界そのままで、あまりに適切な表現に驚きました。

ロームシアターでの出会いの一日も、やはり上映会は体が緩み眠くてなりませんでした。縄文の精の美しい自然にまどろみ、迎賓館高句麗伝説はその時を懐かしく思いました。
中に眠る魂のドアを叩くような美しい世界、時を超え、場を超えの世界があることを知ったコロナ禍の世界でした。

魂の語りの透明感、音も場も澄み切って、何もかもが映し出される、縄文の精で心惹かれた青池のようでした。これからはすべてが明るみに出る時代、真剣に今を生きること、ここに尽きると感じた年始の出会いの一日でした。本年もよろしくお願い致します。