今から、ここから。

自分の頭の中を探る時、自分が感じていることをそのまま信じない、そのまま表現はしない。人にはっきりものを言ったりすることは怖い。それも否定的なことは特に。曖昧にし、目立つ事もしてはいけない。。子供の頃から身につけてしまったことで、古い経験からの枠組みが頭の中を支配している事を自覚し、全部取り払いたい気持ちで京都ロームシアターコンサートに参加させていただきました。

一部では、頭の一部分が痛み始め、ピアノの音に集中しようとしても会場のざわつき、人の声にイラつく状態にありました。二部では、頭痛も苛立ちも何もなくなり、心地良い風を感じ、未来への希望、平和を感じました。アンコールで先生の演奏に合わせ会場の皆さんと拍手する時、とても嬉しく、楽しく、心ひとつにある生命の喜びとその時生まれるパワーを経験しました。

迎賓館コンサートは、スタートからずっと心地良い風を感じながら、速いテンポのリズムに体は熱くなり、このリズムが生命のリズムと感じると、以前から「生命は不可能に向かって働いている」とお聞きしていることを思い出し、これも頭の枠によりわからなくしてしまっていたのかと驚きました。アリランに似た旋律には「悲願」と言葉が浮かび、人類の悲願である平和な未来実現のために生きる生命であることを深く受け止めました。自分ではどうする事もできない、苦しみや虚しさが先生のコンサートにより解決し、なくなり、未来へ向かう力となることをこれまで以上に感じ、今更と申し訳無い気持ちもありながら、感謝の気持ちでいっぱいです。今から、ここから。新しい生命で平和な世界実現に向かい生き始めます。

心から感謝申し上げます。ありがとうございました。