KEIKO KOMA Webサロン

人間の新たな誕生


ライブ配信での参加を忘れてしまう程、全身汗だくになり、凄すぎる京都コンサートでした。
先生はコンサート会場のみならず、ライブ配信の試聴者全員の元にも現れて下さり、演奏して下さったのではないかと思えてなりません。宇宙の草原というのか、360度見渡せる、想像も出来ないくらい広い広い宇宙の草原の中心に居て、心が自分を越え出て無数の光の粒子となり360度広がって行きました。光は他の無数の光と共鳴共振し、光のネットワークが地球を覆い、宇宙の彼方まで広がる、もの凄いエネルギーの渦の中心に居ました。自分が光に満たされるのでなく、自らの裡に満ち満ちた光が、外へ外へと向かって放射され、他の光と次々と出会い、そして交わり、輝きの強さを増しながらさらに広がって行きました。光のネットワークの中心には日本が見えました。日本の魂は復活する。日本から世界が変わる・・と、心の裡から生まれるものがあり、大きな希望が輝きを増していきました。
先生という存在の凄さ、計り知れなさに、畏怖する気持ちが湧き起こり、先生との出会いと、今まであらゆる場面でお話くださったお話、先生ご自身の人生のことも、それが一度に心に映し出されるように流れて、自分は親の心も知らずに勝手に好き放題するどうしょうもない子供のように思えて、胸の裡が涙ばかりとなりました。そして自分を含めた人間はおおいなる存在の光に出会えて大いなる存在の光に満たされると、自力では決して出来ないこれほどの経験ができるし、心の在り方も変わり、さらにそれを言葉で表現していくことが出来る・・。本当は人間とはすばらしい生き物なんだ、本当の姿は大いなる存在とつながり一緒に生きている存在なんだ!と自らの裡に渾渾と泉が湧き出るように見出していくのです。その課程は深い安堵であり喜びです。
先生の音はいのちの音、いのちの言葉であり、それは未来からの呼びかけであると同時に太古からの呼びかけであり、それは大きな源からの呼びかけで、その音にふれると人は大いなる存在と共にある真の姿に立ち帰り、いのちの言葉を思い出すのだ、みんなで大きな源へ帰って行くんだと、人間の新たな誕生と、新たな人間による新しい歴史のはじまりの場面に立ち会わせて戴いている瞬間瞬間の連続でした。

胸の裡からどんどん広がって行く温かい波は、第二部のメッセージ中にありました「共感」なのでしょうか。思い出しきれない位、生まれる前の昔から、私は共感を求めてやまなかった・・と、胸の裡から生まれでてきました。それほどにまで求めていながら、ずっと人を傷つけ自分も傷つけ、共感とは反対の方へズレていくばかりの悲しい歴史を自らの裡に観ます。
しかし今この時、もう悲しい歴史を紐解く必要は無くなりました。元々からあった共感のままに、いのちの裡に生まれる芽が育まれ外へ外へと枝葉を広げていくままに、生きていける時を与えて戴きました。分断、対立の悲しみではなく、まるごと一つ、共にあることの喜びが、どこまでも宇宙大にひろがる喜びが、あるばかりです。

三鷹での連続2日間コンサートの最中に、深い群青色の空を吸い込まれるような心で見上げていた、忘れていた10代の頃の記憶がよみがえりました。辛く悲しい日々を生きていましたが、身近な自然がいつも共にあってくれて、孤独を生きられました。でも今、はっとするように気づくことがあります。それは、その時すら実は孤独では無かった。両親の愛があり祖父母の愛がありご先祖様の愛があって、愛は片時も離れること無く共にあった。生かされっぱなしであった。無知故にそれが見えなかった、分からなかったのだ・・という真実です。今、胸の裡によみがえる深い群青色の空は、一人ぼっちではなく「みんな」と一緒に見上げる空です。みんな、ということが喜びであり幸せを感じる、そういう心の変容に気づくとき、さらなる喜びが生まれます。

人間というのは本当に変わっていけるのですね。自らを遙かに超えた存在に出会わせて戴けるからこそ、人間は変われるのですね。あまりにも尊すぎる、この度の先生のコンサートでした。いったいどれ程の場に居させて頂いたのだろうかと、畏怖するばかりです。言葉で表せることなどほんの僅かです。何もかも本当に新しく、はじまりの時です。
京都コンサートを、心より感謝申し上げます。

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